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花菜
ﾃｸﾃｸ
花菜
（なんかおでこが熱い……）
花菜
（しかも……意識が……）
龍我
あ!!花菜お嬢様いた！
花菜
（誰かの声が……）
花菜
フラ……
倒れそうだったその時
一世
おっと……
龍我
金指…！
龍我
何でここに居る
一世
何でってたまたま通りかかっただけ
一世
ん……もしかして龍我も好きなの？
一世
“花菜お嬢様”
龍我
なっ！！
一世
花菜お嬢様危ないからここで失礼
一世
失礼します~……
花菜をベットに寝かす
一世
（おでこ熱いな~）
一世
（何か冷やすもの……）
一世
持ってくるか……
花菜
ｸﾞｲ……（服を掴む）
花菜
行か……ないで……ください
一世
おでこ冷やさないとお嬢様が辛い思いします。行かなくていいなら僕もここにいたいです。
花菜
じゃあ……待っときます
一世
ﾆｺｯ
龍我
……
一世
あっ……
龍我
お嬢様の具合は…
一世
おでこが熱いから冷やすもの持ってく
一世
龍我が行って
龍我
なんで……？
一世
変わり体制の方がいいでしょ？
龍我
それはそうだけど……
一世
じゃあ、それを家族会議で開くから
一世
お母様にも伝えとく
龍我目線
龍我
失礼しま……す
花菜
ん…
龍我
おでこ熱いな~……
濡らしたタオルをおでこに当てる
花菜
ﾊﾟﾁｯ…
龍我
あ、花菜お嬢様起こしてしまいましたね
花菜
私が勝手に起きただけだから……
龍我
そうですか…
花菜
なんで龍我さんは此処にいるの…？
花菜
私のお母さんと関係があるの？
龍我
熱があると子供かするのは変わってませんね((ﾆｺｯ
花菜
……!!((顔を赤くして布団に隠れる
龍我
お嬢様~……？
龍我
それとさっきの質問ですが、
お答え出来ません…。
お答え出来ません…。
花菜
なんで~？
龍我
それをお母様の方から禁じられてまして……
龍我
本当は花菜お嬢様のお部屋に入るのは禁止されてます。
見つかったらクビになってしまいます。
見つかったらクビになってしまいます。
花菜
じゃあ、早く部屋を出た方が……
龍我
クビになってもいいです。
お嬢様には一世さんが居ます。
所詮……僕なんか
お嬢様には一世さんが居ます。
所詮……僕なんか
花菜
龍我…((背中に抱きつく
龍我
お嬢様…？
花菜
クビになったら私が許さない
花菜
血が繋がってなくても龍我は私達の家族…誰が言おうとね…
龍我
お嬢様…((顔を近づける
廉
花菜お嬢様 失礼しま……す
龍我
……！？
花菜
……！
廉
何でお部屋に入ってるんや？！
花菜
待ってくださいｯ!
話を聞いてください！
話を聞いてください！
廉
何ですか、お嬢様…
花菜
私が熱を出して…
龍我さんが面倒を見てくれていたんです！
龍我さんが面倒を見てくれていたんです！
廉
本当か？龍我
龍我
はい…本当です…
廉
龍我、次は無いからな
龍我
……はい
部屋を出ていった龍我
花菜
それで用事ですか？
廉
あぁ…はい
廉
学校のご準備はできたかなと思いまして
花菜
それは出来てますよ！((ﾆｺｯ
廉
流石ですね。
花菜
私からも質問ですがいいですか？
廉
何でしょうか。
花菜
此処に何で知ってる方々しか居ないんでしょうか。
廉
…………
花菜
何で何も言わないんですか？
廉
言えません…。
花菜
…………
花菜
何か隠してるの…？
廉
何も隠してません
花菜
…………
部屋から出ていった花菜
廉
……！お嬢様！
一世目線
一世
お嬢様は大丈夫かな…
一世
明日からお嬢様と学校…
一世
まぁ…学年が違うから会えないかもしれないけど……
ベットに横になる一世
一世
はぁ~……ｳﾄｳﾄ
一世
…zzZ
一世様ぁあぁぁ~！！！！！！
一世
んぁ……？
紫耀
花菜お嬢様が消えましたぁ！！！
一世
え……？
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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