図書館の少女 3

そんな事を話していると書庫に着いた

ｶﾞﾁｬ

ｷｨｲｲ

入り口のドアや休憩室より軽い音がなった

暫く入っていないというよりか

毎日入っているような音だった

とソフィが言ったところは

一番奥のほんだなだった

ソフィが本棚を右に押すと

本棚が横に動き階段が現れた

ｻﾞｧｧｧ──

ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ

ﾋﾟｼｬｰｰﾝ

と僕がいうとソフィアはニコッと笑ってくれた

そういうと僕達は屋根裏を降りた

ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ

ソフィアが涙目で僕に教えてくれた

その夜

ﾎﾞﾌｯ

ベットに飛び込むとふかふかでそのまま寝れそうだった

僕は布団にはいって目をつむった

ｶﾞﾀｯｶﾞﾀｶﾞﾀ

ﾋﾀ…ﾋﾀ…

ｷｨｲｲ

ﾊﾟﾀﾝ

僕は目をつむっていたけど、誰かがいることはすぐ分かった

恐ろしい気配を感じ、冷や汗がダラダラと頬をつたっていく

今でたら倉庫で遭遇するか

それとも遠くへ行ったか

どちらかしかない

ｷﾞｨｨｲ

という小さな音が聞こえてきた

きっと幽霊は廊下に出た

今しかないっと思い

勇気をだして

客室を飛び出した

幽霊が居ないことを確認して

屋根裏部屋へと駆け込んだ

目を半分つぶったソフィアが言う

第3話 end