コメント
14件
天才とはこの方……
『死ぬのは私一人でいいよ』 の後に地味に 「ポタ…ポタ、ポタ」 って何かたれてる音がするのよ 多分首切ったリンちゃん後だと思うともう泣けてくる
もうダメ…泣く…(´;ω;`)
安華
仁登
安華は突然そう言った
梅雨時にずぶ濡れのまま
部屋の前で泣いていた。
仁登
仁登
そんな話で始まる、
あの夏の日の記憶だ。
安華
安華
仁登
安華
安華
安華
安華
安華
安華
そんな君に僕は言った。
仁登
仁登
仁登
仁登
あの写真も、あの日記も、
安華
仁登
安華
安華
仁登
そして僕らは逃げ出した。
この狭い狭いこの世界から。
家族もクラスの奴らも何もかも
全部捨てて君と二人で。
仁登
安華
仁登
仁登
仁登
仁登
そんな嫌な共通点で
安華とは簡単に信じあってきた。
仁登
仁登
誰にも縛られないで僕達
線路の上を歩いた
仁登
仁登
安華
仁登
安華
僕達には無かったんだ
額の汗も、落ちたメガネも
仁登
安華
仁登
仁登
安華
仁登
仁登
仁登
仁登
仁登
安華
安華
安華
安華
仁登
仁登
あてもなく彷徨う蝉の群れに、
水も無くなり揺れ出す視界に、
迫り狂う鬼たちの怒号に、
バカみたいにはしゃぎあい
安華がナイフを取った
仁登
安華
安華
安華
安華
安華
そして安華は首を切った
まるで何かの映画のワンシーンだった
白昼夢を見ている気がした。
気づけば僕は捕まって
仁登
仁登
そして時は過ぎていった。
ただ暑い暑い日が過ぎてった。
家族もクラスの奴らも居るのに
仁登
仁登
仁登
仁登
仁登
九月の終わりにくしゃみして
六月の匂いを繰り返す。
仁登
仁登
仁登
仁登
仁登
もういいよ。
投げ出してしまおう。
仁登
仁登
???
???
仁登
仁登
安華
希星
希星
希星
希星
希星
希星
希星
希星
希星