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八城奏斗@低浮上
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コメント
4件
大事な友達がそろそろ生贄になって亡くなってしまうって言う事だけでも悲しいのに近くにいた人達が皆知っていたって言う孤独感もあったのだろうな,,,騎士の2人がどうにかしてくれることを待ってます
悲しッ、、 友達だった子が国の為に死ぬって、、悲しすぎない???😭 ていうか赤くんまじ惚れてまうぞ??恋人のために助けてくる男最高だわ👍 次回楽しみにしてます!
切ない😭 そうだった、知らないのコサちゃんだけだったね😭 ランランの気持ちもめっっちゃ苦しくて悲しいのに、知らなかったコサちゃんを考えるとまた違ったら涙が😭 続き読みたいけど悲しくてなんとも言えない気持ちになる…… 最高でした😭 また続き待ってます😭
水 side
コサメ
夢を、見ているみたいだった
知らない景色を見つめているような気持ちで
何処か、凄く遠くに感じた
むしろ…夢だと思いたかっただけ、なのかもしれない
コサメ
コサメ
ぽつりと呟くこさめの声は掠れていて
大勢の人の声や雨に掻き消されていく
コサメ
コサメ
ラン
ラン
よく通るらんちゃんの声が耳に木霊して
その言葉たちがぐるぐると回る
そこで…気づいてしまう
綺麗だった
らんちゃんの笑顔は…本当に綺麗だった
でも同時に、どこか辛そうで
何か、思い詰めてそうで
儚くて…〝桜〟みたいな綺麗さだった
コサメ
思い返せば思い返すほど、桜の花嫁と呼ばれるものの特徴と重なっていく
だって、
だって…桜の花嫁ってことは、
生贄…ってことは
ラン
コサメ
気づいたら、涙が溢れていた
ナツ
隣にいたなつくんがそれに気づいてかこちらの顔を覗き込む
コサメ
コサメ
わからなかった
今のこさめには、それ以上考えられなかった
コサメ
ミコト
ミコト
コサメ
ミコト
ナツ
部屋に戻ったときには
既に別の場所で見ていたみこちゃんが部屋に戻ってきていた
ミコト
こさめの目が腫れているのに気づいたのか
みこちゃんは少しだけ困ったように
悲しそうに笑いながら…部屋を出て行こうとする
そのとき、自然に声が出た
コサメ
ミコト
ナツ
コサメ
不思議な感覚だった
自分でも制御できないくらい、悲しくて
何でか怒りが湧いてきて
コサメ
コサメ
ミコト
コサメ
コサメ
コサメ
コサメ
コサメ
この、何とも言えない感情をどうすればいいのかわからなくて
ただ今は、ぶつけることしかできなかった
ミコト
コサメ
ミコト
コサメ
ミコト
コサメ
1人ぼっち
当てはめてみるなら、そんな感覚
こさめだけ、今になってらんちゃんが消えてしまうという現実を受け止めなければならない
わかってる
なつくんが…みこちゃんが、こさめに言えなかった理由も
きっと、こさめが悲しむってわかってたから
言わないでいてくれたんだって
花献の儀の前に知っていたのも
何か理由があるんだって
頭では、わかってるの
コサメ
コサメ
ナツ
コサメ
ナツ
コサメ
ナツ
コサメ
拒んで暴れるこさめを
なつくんは無理やり抱きしめて
落ち着けようとしてくれる
思うようにならない感情の中で
その優しい声に従って
言われた通りに息を吸って吐くと
少しだけ、楽になった
ナツ
コサメ
ナツ
コサメ
そう言われてみこちゃんの方を向くと
寂しそうに、ぽつりと立っていた
コサメ
コサメ
ミコト
ミコト
悪く、ないのに
こさめが…子供だから
大人になれない、だけだから
コサメ
コサメ
コサメ
その日は何度も何度も泣いてしまった
夜になった
寝る前の支度も早めに済ませて
いつもより早く、現実から遠く離れたくて
横になったけど…寝付けなかった
1日経てば、
日が変われば、らんちゃんが生贄になる日が近づいてしまう
そう感じたら、寝れなくなってしまった
コサメ
小さくため息を吐く
沢山泣いてしまったから、すぐに寝れると思ったんだけどな
コンコンコンッ
そんなときに、ノックの音がした
こんな夜中なのに誰だろうと
返事をしようとした瞬間に、部屋のドアが開く
ナツ
コサメ
ナツ
コサメ
入ってきたのは
いつもと違って、寝巻き姿のなつくん
こさめの手を引くと、真っ先にベッドへと進む
そのまま何事もないかのように寝転んだ
ナツ
ナツ
コサメ
ナツ
コサメ
そう言って俯くと
なつくんはケラケラと笑う
コサメ
ナツ
ナツ
コサメ
ナツ
ナツ
ナツ
ナツ
コサメ
そう言われたら
もうこさめには、一緒に寝る以外の選択肢はなかった
意を決して思い切り寝転んで
やけになってそのまま…抱きついてやる
寂しさを紛らわすように顔を埋めて、ただ…安心した
その夜は…なつくんの腕の中で
ちゃんと眠ることができた
明日になっても、この苦しみは消えない
けど1番辛いのはきっと…らんちゃんだから