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有瑠  アル

ねぇ、玲緒、私流れ星がみたいな、

冗談で振りかざした指先

玲緒  レオ

あっ、あれじゃない?

綺麗な尾を引いた

有瑠  アル

ほんとだ!綺麗!

有瑠  アル

願い事しなきゃ…。

それはまるで魔法のようで

君への想いがただただ溢れるだけだった

有瑠  アル

ねぇ、ねぇ、玲緒?

有瑠  アル

今から海行こ!

有瑠  アル

準備して〜!

玲緒  レオ

いや突然過ぎ

玲緒  レオ

まずはご飯食べよ

有瑠  アル

いや、外で食べようよ~

有瑠  アル

玲緒だから付き合ってくれると思ったんだけどな

玲緒  レオ

いや行くけど、ちょっと待ってて

有瑠  アル

早くしてよ〜!

我儘で

これから付き合って行くのは

大変だけど

これからは有瑠への愛が溢れる理由になる

有瑠  アル

ねぇ~、玲緒?早く!早く!

玲緒  レオ

ちょ、危ないよ、大前提、海泳ぐ目的で来てないでしょ、体弱いんだし、海とか泳いだら死んじゃうよ

有瑠  アル

もう、うるさいな玲緒は、心配性は治ってないんだね

玲緒  レオ

……今、赤信号だし

玲緒  レオ

止まって

有瑠  アル

もー、早く行きたいのに…

玲緒  レオ

こんなんで事故られたほうが嫌だよ

有瑠  アル

そうだよね、ちょっと落ち着くね

玲緒  レオ

あぁ、そうして

有瑠  アル

まだかな(ワクワク

玲緒  レオ

なんで来たかったの?いつでも来れるじゃん

有瑠  アル

玲緒と思い出作りたかったから

有瑠  アル

私たち幼馴染だけど、なんか一緒にいることあんまなかったからさ

有瑠  アル

それに玲緒しかこんな我儘聞いてくれないもん

玲緒  レオ

そうだね

玲緒  レオ

ほんと我儘だよ

玲緒  レオ

でも、それがないと有瑠って感じがしない

玲緒  レオ

昔からそんなんだったから

有瑠  アル

ねぇ、玲緒?告白してもいいんだよ〜!

玲緒  レオ

しないよ、何度も言うけど俺は有瑠と付き合う気はないの

有瑠  アル

じゃあ、好きとか言ってもいいよ

有瑠  アル

倍で返してあげる

有瑠  アル

昔から褒められるの好きだったじゃん

玲緒  レオ

今はそんなんじゃないから

有瑠  アル

嘘!私のこと嫌い?

玲緒  レオ

嫌いとか言ってないじゃん

有瑠  アル

ねぇ~好きだよ!

玲緒  レオ

ありがと

有瑠  アル

(ム~ッ

有瑠  アル

……なんなのよ(ボソッ

有瑠  アル

あっ、青になったよ!

有瑠  アル

行こ!

玲緒  レオ

うん、

玲緒  レオ

(チラッ

玲緒  レオ

…!有瑠!危ない!!

有瑠  アル

えっ……?

有瑠  アル

……玲緒…

有瑠  アル

たすけて……

玲緒  レオ

……っ…!

キキーッ、ドンッ

玲緒  レオ

あ、ある……?

玲緒  レオ

ま、まって、俺が

玲緒  レオ

俺が助けるから!

玲緒  レオ

っ…有瑠、大丈夫

玲緒  レオ

死ぬな

玲緒  レオ

お願いだから、

玲緒  レオ

俺が守んなきゃいけないのに、ごめん…

有瑠  アル

ねぇ、ねぇ、玲緒?

有瑠  アル

今から海行こ!

有瑠  アル

準備して〜!

玲緒  レオ

いや突然過ぎ

玲緒  レオ

行くけどちょっと待ってて

行かないって言えばよかった

有瑠  アル

ねぇ、玲緒?早く!早く!

止めればよかった

有瑠  アル

ねぇ、玲緒?告白してもいいんだよ〜!

玲緒  レオ

しないよ、何度も言うけど、俺は有瑠と付き合う気ないから

すればよかった

有瑠  アル

じゃあ、好きとか言っていいよ

有瑠  アル

倍で返してあげる

有瑠  アル

昔から褒められるの好きだったじゃん

それは有瑠だから

有瑠  アル

あっ、青信号になったよ!

有瑠  アル

行こ!

もっとそばにいればよかった

有瑠  アル

玲緒……

有瑠  アル

た、すけて……?

手をつかめばよかった

助けを求めてくれてるのに

全部後悔しかないのに

消えるだなんて

そんなのあっていいのかよ

ほんとに我儘な女だ

玲緒  レオ

…ごめん……

玲緒  レオ

有瑠は、ほんとに、どうして海に行きたいって言ったんだ………?

そんな想いが率直に出てきた

玲緒  レオ

……思い出作りたいだけなわけないじゃん…

明日、僕らは星になっているだろう

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