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マイク先生の前世

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マイク先生の前世

8 - 私は、リバック国の

♥

33

2025年02月09日

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私は、リバック国のルーシュ家に生まれた

父親

この子はきっと素晴らしい子になる

兄上様

…可愛らしい、妹です

!!相澤先生…、?

これが私の前世の記憶…

私は、みんなに愛されながら育った

けれど、王宮での日常に飽きてしまった

だから、かくれんぼと称して

よく王宮を抜け出した。

そのくせが抜けないまま大きくなったあの日

私が16歳のことー

夢主

ふふ、また逃げ出せたわ

夢主

みんな、私の事捕まえるの下手なんだから!

私は、ひとりで海辺に来ていた

アベル

ふふーん♪

!あれは…マイク先生!

肩が触れた

視線が交わった

??

うおっと、わり…

綺麗な瞳の色に見とれた

でも、それは向こうも同じだった

夢主

あ、あのっ、名前は…

アベル

俺は、アベル。君は、?

夢主

夢主…夢主・ルーシュ…

アベル

!ルーシュ様…すみません、無礼な態度を、、

夢主

だ、大丈夫!ねえ、それより一緒に歩かない?

夢主

私、貴方の事知りたいな…なんて、、

きっと、同じ気持ちだったんだね

あの時は、貴方の視線が気になっていたの

大胆な誘いだったとも思っていた

けれど、、

アベル

ルーシュ様が良ければ、お供します

夢主

!じゃ、じゃあ、アベルって呼んでいい?

アベル

もちろんです、ルーシュ様

その日は、彼とたわいも無い話をした

夢主

アベルは、私より、2歳年上なのねっ!

アベル

はい、そうでございます

そして彼は、私に外の世界を教えてくれた

でも、そんな時間は長く続かない

アリス

!見つけましたよ!

夢主

!アベル、隠れて!

そういって、アベルを他の場所へ追いやった

アリス

全く…探したんですからね

夢主

だって、宮中がつまらないんだもの

アリス

父上様がお呼びですよ

夢主

はあ…

もう少し、アベルと話していたかったのに…

仕方がなかったから、その場を後にした

次は、いつ会えるんだろうか

マイク先生の前世

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