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夢主

わあ…綺麗だなあ…

アベルと一緒に見られたら、

どれだけ綺麗なんだろう

気がつけば私は、アベルの事ばかり

ずーっと考えていた

だけど…

夢主

水面に月が反射している

その隣に、浮かない顔をしている私

満月の夜にそぐわない顔をしている

それはそうだろう

この思いが恋心だとも気づいていたし

それが決して叶わないことだということも分かっていた

夢主

アベル…アベルが好きよ…

でも、この思いは届かない

この身分社会において、

そんなもの通用しては、たまらない

夢主

もう一度、あなたに会えるなら

夢主

大嫌いと言って欲しい…

そうしたらきっと、

諦められるはずだと信じていた

翌朝

よく晴れた日だった

窓から栄えていた市場を見ていた

アリス

夢主様、入りますよ?

夢主

いいよー、アリス

アリス

おはようございます

アリスは私の召使いの人

小さい頃からお世話してくれてた

どこの人なのかは知らないけど

夢主

うん、ねぇ、外の世界には何があるの?

アリス

…そうですねぇ、、怖い人とか危ないものばかりですよ

アリス

だから、出たらいけませんからね

でも私は、その言葉を疑ってかかった

夢主

はーい

口ではそう言っていても

心の奥底では、確かめたい気持ちが膨れ上がった

だから、また今日も宮中を抜け出そうと思う

彼の言葉を信じてみたくて

彼の言葉で諭してくれるなら

私はなんでも聞き入れる気になれた

夢主

少し体調が悪いの、出ていって

アリス

なら夢主様、医者を手配しますね

夢主

うんん、大人しくしてたら大丈夫

アリス

疑うような目で見られた

夢主

体が重いから、素早く動けない

夢主

外に出られないよ

アリス

分かりました、夢主様がそういうのなら

アリス

信じますよ、?

マイク先生の前世

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