瑠姫
瑠姫
レオンハルト
レオンハルト
レオンハルト
レオンハルト
レオンハルト
レオンハルト
レオンハルト
レオンハルト
レオンハルト
レオンハルト
レオンハルト
レオンハルト
レオンハルト
いかないんでね
レオンハルト
レオンハルト
それはきっと浴びた返り血の色
レオンハルト
それを「正義」と呼べるのか
それから5年の月日が流れ
戦は今日も続く
レオンハルト
1人の可憐な少女
レオンハルト
王家の紋に気づいた
レオンハルト
人質くらいにはなるだろう
ジェルメイヌ(幼少期)
レオンハルト
レオンハルト
レオンハルト
この俺だというのに
レオンハルト
レオンハルト
それはきっと彼の野心と同じ色
レオンハルト
それを「正義」と呼べるのか
戦場には 様々なものがはびこっている
勝利 憎しみ そして裏切り 時の運 敗北
レオンハルト
大勢の騎士に囲まれていた
レオンハルト
明らかだった
黒装束の老婆
レオンハルト
レオンハルト
娘の命はないだろう
レオンハルト
望むところだったはず
レオンハルト
飼っていたのだから
レオンハルト
レオンハルト
レオンハルト
剣を持ち 騎士を守るように
前に立った者がいた
震えてる小さな背中
それは幼いあの子だった
憐れな娘よ お前が父と慕う者は
今まさにお前を 売ろうとしていたと いうのに
騎士は娘の頭を 優しく撫でた後
殺し屋に向かって剣を抜いた
レオンハルト
レオンハルト
レオンハルト
レオンハルト
レオンハルト
レオンハルト
それはきっと浴びた夕焼けの色
レオンハルト
歩いていく騎士と娘
戦場には正義も悪もない
贖罪の日はいつかやって来るだろう
やがて来るその時まで彼は
「父」でいようと決意した