廉
どーですか、みなさん。初日のライブは

優太
いや、マジで楽しい!

海人
ほんとにねぇ、もうハッピー!

勇太
あはは笑

玄樹
あはは笑

紫耀
‥‥‥

廉
紫耀?どないしたん?

紫耀
ん?いや?何でもないよ!
今でしょ?ガチで楽しい!ティアラの笑顔が見られるってやっぱいいよね!

ティアラ
キャァァァァァァァ!

紫耀
(あっぶねぇ〜、廉のことばっかり考えてた‥‥)

勇太
さすが紫耀だね〜笑 俺もティアラに1番近づける機会だから、すっごく楽しい!

ティアラ
キャァァァァァ!!

玄樹
よく分かんないけど、僕も楽しい!

廉
最近のエピソードとかなんかある?

優太
最近はな〜

海人
この間、岸くんがさ〜

紫耀
(今んとこは大丈夫そう?)

俺達の中ではトップ3に入るくらい激しいダンスの曲をやった。
紫耀
(やばい、あいつ‥‥)

次は、3人ずつに別れて披露する。
とりあえず、廉の出番は無いから、
廉は一旦ステージから抜ける。
俺は心配になって追いかけた。
他には誰もいない。メンバーは着替えをしたり、ステージに立っていたの
だろう。
紫耀
!?!?

紫耀
(た、倒れた!?)

紫耀
廉‥‥!?

廉
はぁ‥はぁ‥‥

紫耀
(やべぇ‥‥)

紫耀
おい!大丈夫か!?

俺は廉を抱えて、楽屋に行った。
マネージャーが来たけど、とりあえず話したいことがあったり2人になりたい。
マネージャー
大丈夫!?来ないから心配して‥‥

紫耀
すみません、僕と廉の番、無しにしてください!

紫耀
海人たちには申し訳ないけど、ちょっとだけ時間を稼いでもらっていいですか!?

マネージャー
え、わかった。今日、全部出ませんとかは無しだよ!?

紫耀
はい!すみません!ありがとうございます!!あと、メンバーにこのこと伏せてお願いします。

マネージャー
‥‥わかった。

紫耀
廉、大丈夫か?

廉
ん‥‥

廉
こ、ここは‥‥?

紫耀
楽屋だよ

廉
紫耀!ライブは!?

紫耀
今メンバーに時間を稼いでもらってる。このこと、俺以外、メンバーは誰も知らないよ。

廉
そ、そんな‥‥

紫耀
廉!!!!

廉
!?なんや!?

紫耀
馬鹿なのかお前は!過呼吸になるくらいなら言えよ!俺が気づいてないとでも思ったか!?

廉
‥‥ごめん

紫耀
トイレで独り言喋ってたときから聞いてたし

廉
中に‥おったんか!?

紫耀
うん

廉
まじかよ‥‥

紫耀
なんで言わなかったんだ!?

廉
言えるわけ‥無いやろ‥‥
