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あ、そうなんですか? 仲間が居た
優さん それうちのクラスの人何人かいますよ! 意味怖だけ大丈夫な人!
知ってる人は絶対いますよ⸜(* ॑꒳ˆ * )⋆*☆
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
🚚引越し🚚
父の転勤が決まり 我が家は引っ越すことになった
学校の友達と離れるのも嫌だったが
一番辛かったのは飼っていた犬の太郎と 一緒に暮らせなることだった
引っ越し先は社宅のマンションで 犬を飼うことはできなかったのだ
私と姉はなんとか太郎と暮らせるように 両親に頼み込んだが
どうしても聞き入れてもらえなかった
引越しの少し前、太郎は近所の 山田さんの家に引き取られることになった
私
私が頭を撫でると太郎は寂しそうに
太郎
と鳴いた
涙こられて別れ家に帰った次の日
太郎
なんと太郎は自力で家に帰ってきてしまったのだ
山田さんはすっかり機嫌を悪くしてしまい
私達は仕方なく他に引き取ってくれる家を探した
しかしどこに預けてもどういう訳か 太郎は自力で帰ってきてしまう
散歩では通ったことのない地区の家
一駅離れた地区の家でもダメだった
帰ってきた太郎を見て嬉しいやら悲しいやらで
感情が高ぶり泣いていた私の頭に手を置いて
父は
父
といった
そして、太郎車に乗せて
父
そういった
その日
日本にはその年最大の台風が上陸していた
いくら太郎の鼻を持ってしても
さすがにこの雨の中で
人里離れて山から自力で帰ってくるのは不可能だと思った
私
幼心に覚悟を決めたことを今でも覚えている
しかし予想は外れた
3日後の夜風呂場にいた私は 母の声がはっきりと聞こえてきた
母
急いで玄関へ駆けつけると
そこには泥だらけになった太郎が ぐったりと横たわっていた
太郎はまたしても自力で帰ってきたのだ
あの大雨の中をいくつもの山を越えて
こんなにボロボロになるまで走って
ごめんね
ごめんね・・・・・・
太郎を抱き上げると私は大泣きしてしまった
それから引越しは中止になり
太郎は寿命で亡くなるまでの間
家族の一員として
3人と1匹でみんなのと一緒に暮らしたのである
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
白音
またあなたを
怖い話へ
誘います