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私はよく思う

他の誰かなら、

なんとも思わずに話せてしまう、

どんな印象やどんな感じに思われても、

私にはまるで関係がないかのように、

でも、渡辺くんの前で話すと、

どうしても

この話し方悪かったかも、

その反省は結局生きないし、

ダメならダメでもうしょうがない、

なんて割り切れない、

なんだかおかしいよね、

渡辺くんと出会ってから、

変わりたい、

そう思った私は渡辺くんの理想になりたいがため、

ある場所へと足を運んだ

ー次の日ー

私は少しだけ新しくなった自分に少しだけ自信を持って、

正門をくぐる

教室に着けば

「あれ?髪切った??」

「バッサリ切ったね!!」

なんて言う女の子の声

席に着けばもちろんこの人だって

中村芹那

え?!はる?!

中村芹那

イメチェンしたね〜

奈津菜はる

思い切ってみた、

中村芹那

似合ってる!

中村芹那

超可愛いんだけど!!

私が髪を切ったのは 渡辺くんがショートの女の子が好きだって言ってたから

振り向いてくれるかな、なんてちょろい私は期待してしまう

渡辺翔太

よ、

奈津菜はる

、よっ

渡辺翔太

髪切ったんだ

奈津菜はる

あ、まぁ

“似合ってんじゃん”

奈津菜はる

え?

渡辺翔太

なんだよ

奈津菜はる

い、ま、なんて?

渡辺翔太

、似合ってるって、

渡辺翔太

何回も言わせんな

デコピンをくらったけど、

痛くはなかった

むしろデコピンをされる時の距離感が近くて、

ドキドキしてた、

少しは作戦成功っ

なんて

勘違いしちゃっても、

いいよね?

続きのSTORYまで ♡200以上

だってだってだって

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