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一時間後

学徒

ンどういうわけでぇ〜

詠唱する際は全身の脈動を五感で感じる事が深淵に至るのでっす〜!!

私の言葉分かりまっすぅ??

「※激しい手振りで一々肉体美を披露しております」

保安官

なるほど!よく分かりました!!

二時間後…

学徒2

理論で鑑みるに魔力と周辺元素の相性が魔法の対比に雲泥の差をもたらします無駄になってる魔力まで魔法に回すことは常識的に考えて理想の魔法士としての第1歩です更に文字を構築する際匂いなどから隠れた特性を見出して素早く組み換えを行うことにより実質的な最高数値を実現させるヒントでこれら全てを一瞬で判断する能力がetcetcetcetc.........

「※通常の三倍の速さで喋っておられます」

保安官

なるほど!よく分かりました!!

3時間後………………

学徒3

A!B!C!!!

A!B!C!!!

A!B!C!D!E!F!G!!!!!!

OK!?

「※あくまで彼女にはこう聞こえており、実際はちゃんとした言葉を話しております」

保安官

なるほど!よく分かりました!

数時間後…廊下を書士官が曇りきった顔で学団研究室の扉を握っている

書士官

流石に女の子一人放置していくのはまずいよな…

何も無ければ大丈夫なんだけど…

マクスウェル

おや、書士官殿ではありませんか?

研究室に何かご用向きですか?

書士官

これはマクスウェル様。

それと…うっ!!

マクスウェルの後ろ、死相を浮かべるスチュアートがトボトボと着いてきてた。

書士官

す…スチュアート…学団長?

スチュアート

はい…!

私は研究室を吹き飛ばす大馬鹿者です…!

申し訳ありません…!

書士官

…ええっと…お灸を据えられた…という事でしょうか?

マクスウェル

いやはやこれは、不詳なる私の生徒がお騒がせしたようなので…

少しばかり言い聞かせておきました

書士官

(あれから結構経ってた気がするけど…!?その間ずっと!?)

なるほど…お二人共お疲れ様でした…

マクスウェル

いえいえ、さ、このような所で立ち話もなんでしょう。続きは中で…

そうして扉が開かれた…

保安官

魔っ法!魔っ法!🌀

『『『魔っ法!魔っ法!🌀』』』

保安官

魔っ法!魔っ法!🌀

『『『魔っ法!魔っ法!🌀』』』

書士官

え!?なになにこれどういう状況!?

瞳の中に渦巻きが宿る様に、部屋の中央で保安官が半狂乱になりながら拳を突き上げて声高々に叫んでいた。

それに続き周りの学徒達も魔導書や杖を振り上げ、事態を形容する言葉は正しく混沌である。

保安官

あぁぁぁなんて素晴らしい世界!

38年間生きてきてこんな気分初めてぇ!

魔法って素晴らしいんですねぇ!!🌀

『『『その通り!!!』』』

書士官

うわぉ…

スチュアート

なんと!!転生者殿もその境地を見出されたわけですか!

やはり!我々の見立ては!

マクスウェル

スチュアート君💢💢💢!!

スチュアート

ヒィ!!

頭を抱えていたマクスウェルが保安官に歩みよる

保安官

やっぱりここ来て大正解です!🌀

英智がこの脳に宿る感触!快楽を覚えます!!🌀

そーれ魔っ法!魔っ法!!🌀

マクスウェル

転生者殿…

保安官

っ!!!!!

身体を思い切りビクつかせた保安官が、恐る恐る声のするほうをみる…

保安官

…ま…マクスウェル様?

マクスウェル

どうやら、色々と早すぎる教えを学団員達から授かってしまったようですね…

保安官

い、いえその!

これはそういうのじゃなくてですね!!

マクスウェル

皆まで仰らなくて結構…

…今日はもうお疲れでしょう…

事情はスチュアート君から聞いております

そうしてマクスウェルが1冊の魔導書を差し出した。

マクスウェル

魔法を学びたいと聞いております。

良ければこれをどうぞ、少し内容が難しいところもありますが基礎的な事が記されております。

お部屋で休まれながらご覧下さい

保安官が赤面を浮かべ、俯きながら両手で受け取った。

保安官

ありがとうございます…

マクスウェル

いえ…書士官殿、お部屋までお供して差しあげなさい。

書士官

わ、分かりました

マクスウェル

よろしい…

それからぁ…

学団員諸君は少し話があるので…

全員私の元に来なさい💢

書士官

…じ、じゃあ…帰ろうか

保安官

…はい…

保安官と書士官がそそくさと部屋を退出する。

書士官

…だ、大丈夫だった?

保安官

…御願いですから今は何も聞かないでください涙

書士官

そ…そうか…

そして数秒後

マクスウェル

『ばかものぉぉぉぉ💢💢💢💢💢』

研究室から、数時間前の爆発音と同等のマクスウェルの怒声が響いてきた…

ガンマンフール・リンカーネーション

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