篤郎
祖母(拓郎の母)
祖母(拓郎の母)
篤郎
祖母(拓郎の母)
篤郎
祖母(拓郎の母)
篤郎
祖母(拓郎の母)
篤郎
たっくんといっちゃんの結婚が決まって
式に向けて着々と準備をしていた頃
父からたっくんに一本の電話が入る
篤郎
拓郎
篤郎
篤郎
拓郎
拓郎
拓郎
拓郎
篤郎
篤郎
篤郎
拓郎
父は親族として代わりに母を式にと考えたらしいけど
母が頑なに出席を拒んだため
必然的に私も欠席することになった
それでも式には旅の仲間たちがたくさん出席してくれて
誰もが驚くほどに盛大な式となった
無事に式が終わり
落ち着いた平凡な日々が始まろうとした時
父の訃報が届いた
亮二
美結
美結
まさかその頃
母と母方の親戚が揉めていることなど知らずに
父方の祖父母は父に会うために出掛けていったが
事前に連絡を入れた時から母方の態度が怪しく
現場に着いてみると既に火葬も終わっていて
何の連絡も報告もなかったことを祖父が訴えたが
逆に母から信じられないほどの罵声を浴びせられ
逃げるようにその場を離れたっくんの自宅へ
祖母は涙ながらに事の顛末をたっくん達に訴え
その隣では祖父ががっくりと肩を落としていた
郁美
拓郎
いっちゃん達は直ぐに出発し
父の元へと辿り着くと
親戚達はまだ揉めている最中だった
優香里
優香里
優香里の伯父
郁美
優香里の叔母
言葉を濁す母の叔母
郁美
郁美
郁美
優香里の伯父
拓郎
拓郎
拓郎
優香里の叔母
郁美
優香里の伯父
その時
私は隣の部屋にいたのだが
声を出すこともできず
でもずっと抱きしめてほしくて
何度も何度も……
美結
優しかった記憶なんてない
でもどんなに冷たくされても
母がいつか笑ってくれると
思いたかったのかもしれない
コメント
4件