本家での生活も良くなかった
ご飯は毎日食べさせてもらうも、冷えきっていたり 残り物だったりと栄養が偏っていた
本家では誰も近づこうとせず 真鈴も近づこうとしなかった
真鈴は与えられていた点字の本をよく読んでいた
真鈴は目が見えなくなってから耳が凄く良くなった
だが、そのお陰で優しかったお爺さんの先生の声が聞こえってしまった
それは、目や足について病院に行った時の事
ついて来てくれた本家の人間は外で待っている
真鈴は看護婦さんから車椅子を引かれ 先生のところへ行っていた
看護師
真鈴はじっと待っていた すると、足音が聞こえた
来た!と真鈴は喜んだが次の瞬間喜びが絶望に変わる
扉の向こうから聞こえる優しいお爺さんの声と ここで待つように言った看護婦さんの声
先生
看護師
先生
看護師
先生
気味の悪い子供 あー、それは私かぁと真鈴は思った
真鈴は悲しかった あの先生もあんな事を思ってたなんて、知らなかった
いや、知りたくなかったのかもしれない
先生
何事もなかったかのように部屋に入って来た先生
そこからの記憶なんて曖昧だ
それからまた八年後 真鈴は13歳になっていた
でも、真鈴の誕生日なんて誰も知らないし 真鈴も知らない
小学校には行かせてもらえなかった 家庭教師の先生が代わりに来ている
でも、その殆どの先生は真鈴に近づかない プリントだけ渡して終わる事が多い
真鈴はこの八年間 人の嘘を見抜く事が出来るようになった
本家の人間は嘘だらけ
本家の人間
そう話しかけてくれる人もいた でも、裏では
本家の人間
本家の当主である私の祖父も 私の事を無視して生活している
もうこんなのは嫌だ いなくなりたい 消えたい
そう思っていた時、政府の役人だと名乗る 神居さんが来た
こんのすけ
真鈴の過去を見た刀達はそれぞれ色んな反応をしていた
短刀達の中には泣きだすものや、 酷いと言って手を握りしめるものもいた
真鈴
真鈴
真鈴
真鈴
真鈴
真鈴
真鈴
真鈴
真鈴
真鈴
真鈴
真鈴
真鈴
真鈴
真鈴
コメント
8件
ここまで一気読みしました!続きがとても楽しみです😄
びっくりしたwめっちゃ少なかったからww