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8番
モブ
8番
痺れとだるさがまだ体に残っていたけれど促されるままに檻の外へ出た
監獄を出ると同時に視界に入ったのは囚人服を着た男らしき二人の姿だった
モブ
8番
モブ
8番
前回よりは少しマシだが頭が痛く体も重い上先程の電気で手足に痺れが残っている
モブ
モブ
二人は不思議そうに俺を見つめ互いに目を合わせて首を傾げたと思うと、紫色の髪の人間が俺のまわりを回り始めた
モブ
モブ
モブ
8番
この三人が誰なのかはわからないが、服装からしてこの人は看守の立場なのだろう
看守
看守
8番
白髪で背が高く独特ながらも優しさを感じさせるその人物は、看守に「9番」と呼ばれ食事を手渡された
モブ
看守
モブ
看守
8番
何故か自分の番号だけは覚えていたので俺も9番と同じものを受け取った
看守
6番
8番
りんご一個だけでは成人男性の腹を満たすのは難しいだろう
そんなことを考えながらりんごを食べていると案外空腹感がなくなった
看守
看守に案内された仕事は動物を育てては命を刈り取る畜産だった
8番
畜産の経験などない俺は取り敢えず牛の好みそうな小麦を差し出すと牛のまわりにハートのようなエフェクトが見えた
8番
目の錯覚か幻覚なのかはまったくわからないけれども普通ではないことだけは確かだ
8番
世界が違えば仕組みが違うことだってきっとあるだろう
それに早く適応し目的を達成するだけだ
看守
8番
看守
返事をした看守はその場を去らず、餌を与える俺の方をじっと見つめてくる
8番
8番
看守
8番
看守
8番
看守
看守は納得しきれないような眼差しでこちらの様子を伺いながら作業場を後にした
8番
8番
8番
ここで数日…最悪数ヶ月以上も過ごすことになるかもしれないのに、目をつけられるわけにはいかないのだ
8番
8番
8番
なんだろう、この鶏がものすごく可愛く見えて守りたくなる衝動は
呂戊太を見ている感覚に近いかもしれない
6番
8番
どこからともなく6番の声が聞こえ声の元を探ると腕輪から音が聞こえてきていた
8番
6番
8番
8番
6番
8番
6番
人物名らしきところは何を言っているのかわからないので、他のところで判断してそれっぽい返答をするしかなかった
9番
8番
しかし同じ人物を指すときは同じ"音"を声に出すらしいことも理解できた
6番
9番
8番
9番
8番
8番
8番
9番
この人に関しては本能的に敬語を使ったほうがいいと感じた俺は本能に従った
9番
8番
3人が来るまで俺は黙々と作業という戯れをして時間を過ごした