花枝〇〇
花枝〇〇
春野綺羅子
理解が追いつかない。
春野綺羅子
何故か春野さんはそこで口を止めた
春野綺羅子
春野綺羅子
花枝〇〇
私が悩んでいると
春野綺羅子
花枝〇〇
花枝〇〇
春野綺羅子
そして小さな声で耳打ちをした。
春野綺羅子
花枝〇〇
春野さんが言い終わらない内に即答した
中原中也
太宰治
春野綺羅子
花枝〇〇
その日は一旦解散となった。
翌日、武装探偵事務所オフィスビル前
花枝〇〇
ビルの高さは軽く300mは超えているであろう。
花枝〇〇
そう呟いた。
太宰治
花枝〇〇
気づくと後ろに太宰さんが立っていた
花枝〇〇
太宰治
花枝〇〇
花枝〇〇
太宰治
太宰さんは思っていたよりノリが軽い。
太宰治
花枝〇〇
花枝〇〇
太宰治
こういう時は普通苗字呼びではないのか
とも思ったが、立場的には向こうが上だ。
そのため黙っていた。
太宰治
花枝〇〇
すると近くを通りかかった女性が叫んだ
通行人
通行人
太宰治
太宰治
花枝〇〇
太宰さんは私の手を握り、走りだした
オフィスビル内
太宰治
花枝〇〇
だが何時まで手を握っているのだ此奴は
花枝〇〇
太宰治
手を離す時もニコニコしてくる。
ファンでもない私にわざわざ営業スマイルをする必要あるのか…?
太宰治
私にそう言うと、此方を見ていた受付の女性に
笑顔で小さく手を振りファンサをした
花枝〇〇
そして太宰にファンサをされた人は、顔を真っ赤にして何処かへ走っていった
そしてその様子を見た太宰は微笑んでいた
花枝〇〇
私が白い目で見ていることに気づかないのか、太宰は前へ進んで行った。
花枝〇〇
慌てて私もついていく
そしてエレベーターで何階も上がり
『双黒マネ』という札の掛けられた部屋に連れていかれる。
太宰治
花枝〇〇
花枝〇〇
中原中也
太宰治
中原中也
また言い争いが始りそうだったのもあり
私はすぐに声をかけた。
花枝〇〇
花枝〇〇
花枝〇〇
中原中也
知ってはいたが、実際に会うと中原さんは本当に背が低かった。
私が今158だからすぐ追い越せそうだな…
とか考えていたら
中原中也
中原さんは自分より低い身長を見て少し嬉しそうだった。
追い越せそうとか考えていたのが急に申し訳なくなる
春野綺羅子
マネージャー室に春野さんが入ってくる。
春野綺羅子
花枝〇〇
マネージャーの仕事は思ったよりも楽だった。
簡単な荷物運びだったり、掃除だったり、ほとんど雑用だった。
そうして何時間か働いた後
事務室の掃除中
春野綺羅子
事務室に春野さんが入ってきた
花枝〇〇
すると、春野さんは少し間をあけてから言った
春野綺羅子
春野綺羅子
花枝〇〇
当初の説明だと1日だけと言う筈だったが
春野綺羅子
花枝〇〇
春野綺羅子
春野綺羅子
花枝〇〇
花枝〇〇
春野綺羅子
春野綺羅子
花枝〇〇
春野綺羅子
春野綺羅子
花枝〇〇
花枝〇〇
春野綺羅子
だが私は後に後悔する事になる。
マネージャーを始めたことを…
正式な業務が始まり、1日目
花枝〇〇
私は今までに無いほどの大きなため息をついた
だが、ため息をついた所で何も変わらない
花枝〇〇
初日の業務は、契約をするためにわざと楽な仕事を振られていたのだろう。
花枝〇〇
花枝〇〇
花枝〇〇
私の仕事は、大きく分けて2つだ。
まず双黒のスケジュール・体調管理
そして現場に同行すること
その中でも売り込みだったり、移動手段だったり、メンタルケアだったり、さらにSNSの投稿内容のチェック…
言い出したらキリがない
だからメンタルケアなどをするにあたって、私はあの2人と仲良くする必要があるのだが…
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
花枝〇〇
花枝〇〇
入って1日目の私に容赦無く仕事を振ってくる。
花枝〇〇
太宰治
マネージャーだよね?
花枝〇〇
花枝〇〇
そう、何故私が2人と仲良くできないのか
それは、
花枝〇〇
中原中也
太宰治
此奴らが私に超絶冷たいのだ
花枝〇〇
そう叫びたいのを堪える。
花枝〇〇
花枝〇〇
私は部屋を出ていった。
太宰治
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
そう、私達双黒のマネージャーを務めた人で一ヶ月以上続いていた者は居ない。
中原中也
太宰治
今までの女子マネは全員、私たち2人に恋をしていまい、薬を盛られたり監禁されかけたり、酷かった。
中原中也
太宰治
だが2人は知らなかった。
花枝〇〇
〇〇は
男に全くなびかない
最強メンタルの 負けず嫌いだって事を…
next→100♡
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