美月
ん…
狐サン
美月…美月や。
美月
誰か…呼んでるの?
狐サン
美月や、
美月
あなたは…?
狐サン
そなたの守り主の様な者じゃ。
美月
守り主…?
狐サン
今日、神社においで。全てを説明しようぞ。
美月
全て?
狐サン
お主のことと、お主の母親についてを話そう。
美月
…お母さん?
狐サン
そうじゃ。
美月
あなたについては…教えてくれないの?
狐サン
…しかたないのぅ。良いぞ、教えてやろう。
美月
ほんとう?
狐サン
ああ。だが、本当に来るのか?
美月
うん!
狐サン
今日こそ来ることを信じておるぞ。美月。
美月
ん…。また、この夢。
美月
なんなの?それにあたし、行くって言ってたし…。
美月
正夢…とか?
叔母さん
早く起きろ!!何してんだ!
美月
あっ、、、
叔母さん
おいおいおい!飯作ってもらってんのになんなんだよその態度!
美月
っ、ごめんなさい!!!今行きます!!
叔母さん
チッ、さっさとしろ!!!
この家に、あたしの居場所はない。お兄ちゃんだって、
お兄ちゃん
おー、おはよー美月?
美月
…おはようございます。
お兄ちゃん
なんだよー。警戒しちゃってさぁー。
美月
っ、もうあんなことしないでください。
お兄ちゃん
え?聞こえねーよ。
美月
…なんでもないですっ。
早く階段を降りてここからいなくなりたかった。けど、
お兄ちゃん
おいおい、待てよ。
美月
っ、なんですか。
お兄ちゃん
今日、早く帰ってこいよ?大人の遊び教えてやるからよぉ。
美月
嫌です。
お兄ちゃん
あ?兄に口答えする気か?
お兄ちゃん
こんなエロい身体でよぉ、なんなの?
美月
っ、やめて、
お兄ちゃん
こんなにでけーんだから俺が使ってやるのによぉ、
美月
いやっ、
お兄ちゃん
あ?
美月
っ、
叔母さん
かずちゃーん?早くおいでー?朝ごはんよー?
お兄ちゃん
…おっけー!
美月
はぁ…。
お兄ちゃん
これで今は我慢してやるよ。
美月
おはようございます。
叔母さん
おせーな。礼儀ってもんがねぇのか!?
美月
ごめんなさい。
叔母さん
とっととでてってほしいもんだわ。
お兄ちゃん
まぁ、まぁ、母さん。ご飯がまずくなっちゃうよ?
叔母さん
あら、そうね。ごめんなさい?
お兄ちゃん
いいや、大丈夫だよ。
美月
行ってきます。
叔母さん
さっさと行けや!!
美月
っ、
美月
学校行きたくない…な。
美月
いたっ、…またか。
海
よし、かけろ!!
梓
それ!!
怜
ほいほい!!
美月
っ!!
梓と怜から大量のゴミを投げつけられた。これもまたおんなじ。
海
あら、おはよぉ。
美月
…おはよう。
梓
は?「ございます」をつけろや!
美月
ごめんなさい。
梓
お前よー、調子のってんじゃねーよな?
怜
梓の言う通りね。ごめんなさいしかいわないじゃない。
海
まぁ、まぁ、2人とも?その件なら後で…ね。
美月
っ、
梓
あー、なるほどな!さすが海!!
怜
最っ高!!
るう
えっと、お久しぶりです!今回は私、るうがかかせていだだきました!
るう
ちょっと子供向けではないかな?
るう
こんな私の小説が面白かったら、♡くれると嬉しいです!
るう
それではこの辺で、さよなら〜!!