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幼なじみ 続き 通報✕
俺ら3人は昔のように 話さなくなってしまった
廊下ですれ違っても知らないふり
いじめっ子たちは前のように 殴りはしないが、まだ黄赤に嫌がらせを 続けているらしい
でも2人は気にしていなかった
俺はそれを見てこっそり助けていた
いじめっ子が赤の靴に画鋲を入れていた所を見て、あいつらがいなくなった瞬間 靴の中身をゴミ箱に捨てたり
バスケの時間いじめっ子が黄の足元を狙ってボールを転がし転ばせようとした時にそのボールを蹴ったり
いまの俺はそれぐらいしかできなかった
2人を、俺たちを前みたいにするのは 出来ないから
ある時、赤の体調がすごく悪くなった 時があった
入院するぐらいの酷さになり しばらく赤は休んだ
俺はお見舞いに行くことにした 黄も連れていこうかと考えたが、やめた
電車に揺られること30分 結構でかい病院に入り、赤の病室まで 向かった
赤
入ると、赤が苦しそうに咳き込んでいた 俺を見るとびっくりした顔をしていた
赤
桃
桃
赤
俺は椅子を赤の横に持ってきて、 鞄の中からいちごミルクを取り出した
桃
赤
嬉しそうに微笑む君 ほんとにかわいい
赤
桃
赤
もしかして、お見舞い来てないのか 来てないよってそのまま言うのも 可哀想だしな、
桃
桃
赤
ごめんな、嘘ついて
黄は来なかった
それから、赤は退院して学校になんとか行けるようになった
でも、授業はしばらく出れなくて よく保健室にいた
俺はほぼ毎日保健室に向かった
桃
赤
桃
赤
桃
ベットの近くのテーブルに紙袋が置いてあった
桃
赤
赤
赤
紙袋の中を見ると、ほんとに薬が入っていた
桃
赤
赤
桃
桃
赤
桃
赤
桃
俺は知らなかった、この会話を 聞いている奴がいたなんて
そのせいで、大変なことになることも
自分の教室を掃除し終えて、すぐに赤のとこに行こうと教室を出た
その時、声をかけられた
いじめっ子
桃
こいつ、いじめっ子じゃん こんなやつと話したくないんだけど
いじめっ子
桃
いじめっ子
面倒くさ、てか早く行かないと
桃
いじめっ子
その時次の授業の予鈴がなった やばい、早く行かないと
俺はそいつを無視して、走った
いじめっ子
いじめっ子
桃
桃
保健室に入って、俺は言葉を失った
目の前の光景にびっくりしてしまった
ベットのシーツに所々血がついていた しかも、赤は意識を失っていた
それとベットの近くに置いてあった、紙袋が無くなっていた
桃
誰がしたか、予想がついてしまった その瞬間そいつを殺したくなった
そんな気持ちを落ち着かせようと、赤を抱きしめ、とりあえず赤を抱っこして 保健室を出る
職員室に向かい、赤の担任に事情を話し 赤を預けた
他の先生にも話し、いじめっ子を探すように言った
長い廊下を走りながら、奴の姿を探す
微かに笑い声が聞こえた、 あそこか
普段あまり使われていない、空き教室
俺は静かに中の様子を見た
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
やっぱりあいつらだった、 しかも殴ったってほんとに許せねぇ
教室に入ろうとすると、誰かに手を掴まれた
桃
黄
黄だった、
黄
黄
そうだ、とりあえず薬を取らないと でもまたあの時みたいに黄が、
桃
黄
桃
桃
黄
桃
桃
黄
桃
黄
あいつの走りの速さなら なんとか先生が来るまでの時間稼げる
俺は勢いよく空き教室の扉を開けた
争いごと、喧嘩なんて面倒だと思って 生きてきた
でも、君のために
戦うよ
続き♡700 最後まで読んでくれて ありがとうございました
コメント
5件
連載ブクマ失礼します🙇♀️
続き待ってます!
主様の幼なじみ大好きです!!!! 偏見になっちゃうけど桃くんこういう時喧嘩強いイメージですw