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幼なじみ

11 - 君のために

♥

1,030

2022年09月19日

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幼なじみ 続き 通報‪✕‬

俺ら3人は昔のように 話さなくなってしまった

廊下ですれ違っても知らないふり

いじめっ子たちは前のように 殴りはしないが、まだ黄赤に嫌がらせを 続けているらしい

でも2人は気にしていなかった

俺はそれを見てこっそり助けていた

いじめっ子が赤の靴に画鋲を入れていた所を見て、あいつらがいなくなった瞬間 靴の中身をゴミ箱に捨てたり

バスケの時間いじめっ子が黄の足元を狙ってボールを転がし転ばせようとした時にそのボールを蹴ったり

いまの俺はそれぐらいしかできなかった

2人を、俺たちを前みたいにするのは 出来ないから

ある時、赤の体調がすごく悪くなった 時があった

入院するぐらいの酷さになり しばらく赤は休んだ

俺はお見舞いに行くことにした 黄も連れていこうかと考えたが、やめた

電車に揺られること30分 結構でかい病院に入り、赤の病室まで 向かった

ゴホゴホ、

入ると、赤が苦しそうに咳き込んでいた 俺を見るとびっくりした顔をしていた

な、なんで来たの?

心配したからに決まってるだろ、

赤、大丈夫か?

多分、

俺は椅子を赤の横に持ってきて、 鞄の中からいちごミルクを取り出した

お土産

わ、ありがと!

嬉しそうに微笑む君 ほんとにかわいい

ねぇ、

ん?

黄ちゃん、は?

もしかして、お見舞い来てないのか 来てないよってそのまま言うのも 可哀想だしな、

黄は、

委員会の仕事で忙しいって、

そ、うなんだ

ごめんな、嘘ついて

黄は来なかった

それから、赤は退院して学校になんとか行けるようになった

でも、授業はしばらく出れなくて よく保健室にいた

俺はほぼ毎日保健室に向かった

よ、赤

桃くん、!

大丈夫か、?

うん、ちょっと頭痛くなっただけだから

そっか、

ベットの近くのテーブルに紙袋が置いてあった

赤、これなに?

あ、それね

この中にお薬入ってるの

これ毎日飲まないと、また具合酷くなるから

紙袋の中を見ると、ほんとに薬が入っていた

その紙袋そこに置いてて大丈夫か?

大丈夫だよ、誰も取らないでしょ

もう少ししたら飲まないとだし、

そっか、次の授業って出る?

次学年全体の授業なんだけど、

んー、出る!

おけ、掃除終わったら迎え行くね

うん!ありがとう

じゃあ、またな

俺は知らなかった、この会話を 聞いている奴がいたなんて

そのせいで、大変なことになることも

クスッ

自分の教室を掃除し終えて、すぐに赤のとこに行こうと教室を出た

その時、声をかけられた

いじめっ子

なぁ、桃…だっけ?

なにか、?

こいつ、いじめっ子じゃん こんなやつと話したくないんだけど

いじめっ子

どこ行くのー?

関係ないだろ、

いじめっ子

えー、俺もついて行っていい?

面倒くさ、てか早く行かないと

来んな、

いじめっ子

ひっどーw

その時次の授業の予鈴がなった やばい、早く行かないと

俺はそいつを無視して、走った

いじめっ子

いじめっ子

ま、いいやーww

赤、!ごめん遅くなって…

赤、?

保健室に入って、俺は言葉を失った

目の前の光景にびっくりしてしまった

ベットのシーツに所々血がついていた しかも、赤は意識を失っていた

それとベットの近くに置いてあった、紙袋が無くなっていた

赤、!赤!!

誰がしたか、予想がついてしまった その瞬間そいつを殺したくなった

そんな気持ちを落ち着かせようと、赤を抱きしめ、とりあえず赤を抱っこして 保健室を出る

職員室に向かい、赤の担任に事情を話し 赤を預けた

他の先生にも話し、いじめっ子を探すように言った

長い廊下を走りながら、奴の姿を探す

ーwww

微かに笑い声が聞こえた、 あそこか

普段あまり使われていない、空き教室

俺は静かに中の様子を見た

いじめっ子

これ、赤の薬w

いじめっ子

それが、?

いじめっ子

そうwこれ飲まないとやばいらしいよ

いじめっ子

だからさっき保健室行って取ってきた

いじめっ子

抵抗したから殴っちゃったけど、まぁいいよなww

いじめっ子

あいつのせいで俺ら親にめちゃくちゃ怒られたもんなw

いじめっ子

そんぐらい罰を与えないとなw

やっぱりあいつらだった、 しかも殴ったってほんとに許せねぇ

教室に入ろうとすると、誰かに手を掴まれた

え、?

黄だった、

僕があいつらを殺るので

桃くんはその隙に薬を取って赤に渡してきてください

そうだ、とりあえず薬を取らないと でもまたあの時みたいに黄が、

駄目だ、

は、?

お前が殴ってるとこ見たくない、

黄は、先生呼んでこい

でも、そうしないと、!

黄、!!

先生呼んでこい、走れ

早く、!

わかりました、

あいつの走りの速さなら なんとか先生が来るまでの時間稼げる

俺は勢いよく空き教室の扉を開けた

争いごと、喧嘩なんて面倒だと思って 生きてきた

でも、君のために

戦うよ

続き♡700 最後まで読んでくれて ありがとうございました

この作品はいかがでしたか?

1,030

コメント

5

ユーザー

連載ブクマ失礼します🙇‍♀️

ユーザー

続き待ってます!

ユーザー

主様の幼なじみ大好きです!!!! 偏見になっちゃうけど桃くんこういう時喧嘩強いイメージ‪ですw

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