/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
上川川
でだ。記憶を取り戻すためにはどうしたらいいと思う？
陽菜
記憶なんて……取り戻さないでほしいなぁっぁ
樹
俺も賛成だ。だが……
杏
私は思い出して欲しい
樹
いいよな杏姉さんは
上川川
おいおい俺をおいて喧嘩しないでくれ
樹
すまない
杏
そう私達が喧嘩するのは一番ダメ
陽菜
そうだね
上川川
ああ。俺らは最高な友達を持って良かったぜ
陽菜
うん
樹
ああ
杏
私は素敵なお姉ちゃん？
上川川
ああそうだな
上川川
最高の杏お姉ちゃんだ
杏
えへへ
すみれ
ガチャガララ
上川川
うん誰か来たみたいだな
陽菜
ええええ
樹
時が早いな
杏
話についていけていないね
上川川
ああ全く分からん
すみれ
あのボス
上川川
ボスってあああ樹か？
すみれ
ボス？上川ボス
上川川
杏姉さん？
陽菜
川ボス
上川川
えええええ俺がボス
すみれ
ボス。今いじめが起きているんです！！
上川川
いじめか止めに入らないとダメだな
すみれ
それはいじめをしたのはどうも、ボスの仲間なんです
上川川
俺の仲間だと
すみれ
聡太の兄貴がいじめられているんです
上川川
聡太の兄貴
上川川
誰だそいつ？
すみれ
冗談はやめてくださいよボス
陽菜
記憶喪失だから許してあげて
すみれ
ボスが記憶喪失なんってなんて冗談なんっす
樹
冗談ではない
すみれ
樹サン。なんでここに。私達と敵対しているはずです。ボス近いたらダメです。抗争の火種になるかもしれないです
樹
安心しろ。俺はするつもりはない
すみれ
油断させておいて攻撃する手立てを考えているんでしょう？
上川川
俺ってヤバい組織か何かに入っているのか？
杏
いじめられているんだよね。助けに入らなくちゃ
上川川
ああ今から行こう
樹
俺も行こう
すみれ
樹さんは大人しくしてください
樹
お前に指図される権利はないはずだ
上川川
樹お前も来てくれるのか。心強いぜ
樹
ああ任せろ
奏太
うう
大和
ヘェっぇ。弱いな。俺が強いのか
上川川
なんだ。大和。お前何をしているんだ
大和
ふんこの大和様に勝てる奴なんていないぜ。ファ
上川川
怯えているぞ。どうした？
樹
俺だ悪いな
すみれ
樹サンじゃなくてボスです
上川川
俺なの
大和
毎回毎回お前に逃げる俺じゃないぜ
上川川
はぁお前のヤンチャプリは変わらないな
大和
ひぃ
奏太
すみませんボスが弱いせいでボスに迷惑かけて
上川川
別にお前は弱くないよ。そんなに弱いなんて言うな。お前はスゲェよ。
杏
お姉ちゃんもそう思うな
大和
クク。この手は使いたくないが。陽お前だけでもぶん殴ってやる
樹
ポッキポッキ。分かるよな。俺の友人の女に手を出すなんて言わないよな
陽菜
樹カッコいい
上川川
悪い樹俺に任せてくれないか？
樹
……ああまかせるよ
上川川
なぁなぜお前は反省をしない。お前には小学校からの幼馴染だ。そろそろお前にはヤンチャをやめてもらいたい。お前には才能がある。人を笑わす話術がある。それを活かさずにするのが惜しい
大和
俺が話術は得意なのか。そうか漫才師になるぞ
上川川
やっぱりあいつ単純だな
すみれ
ボス。話し合いで終わらせるなんて凄いです
上川川
へっへだろう
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
