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呪鬼��

第11話 - 第11話

258

2025年05月19日

#呪鬼2

#呪鬼3

#rdpnかもしれない

#捏造

#nmmn

#wrwrd

NAYUTA✰.*

(落ち着け。とりあえず体育館に向かわなきゃ……

(まだ皆が逃げてる……

(いやこの偶像どうしよう

(めっちゃ邪魔

とりあえずポケット突っ込んで、落ちないようにして。(ｷｭｯ

よしっ！

(急がなきゃｯ

(あ、

(そうか、不気味な鬼が完全に消えたから猿の偶像の意識が完全に……

(もうここ完全に学校になったのか？

(え……？

カチャカチャ

扉の鍵が開いてるｯ！？

は？、え？！嘘っ！

(え？出れるよ？

(出ないけど……

(子供達を帰すのをまずは目標としよう

よし体育館へいそごう

みんなｯ！

けいじー！

あ！ちぃーす！

あれ！みんなは！？

流石にここだけじゃ逃げるの一苦労なんでバラバラに逃げちゃいました

ちょうどさっきバラバラになってロボ太の方に

そんなｯ……

合わなかったんすか？

すれ違ったんだと思う

ていうかここで何してたの？

ゾムが、「俺らは2階に逃げるからお前らはここに残って刑事が戻ってきたら2階の教室に来てって言え」って

すぐ行ったほうがいいよな

……2人とも

いや、とりあえず2階に向かおうか！

？はい

分かりました？

……

刑事？さっきからなんでそんな顔してるんすか

何かありました？

……鬼

うぉ？

鬼を封印させた時に、炎に囲まれて消えていった
あれは封印っていうのかなって

存在という存在をこの世界から抹消させたのかなって

ポケットからはみ出てる偶像は？

さっきからギッチギチ……

これね……

なんなんだろうねこの偶像は。もうあの意識はないだろうけど

不気味な鬼の意識がこの偶像に宿っていたからさっきまで不気味な雰囲気漂ってたんとちゃいます？

そうなのかもね……

ここの階段上がったら多分すぐに猿いるんで

急がな！

2人は僕の後ろに……

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬーーーー！ …… ーー？！ーー、ー！

すぐ近くにいるな……

とりあえず行きます？

2人とも僕の後ろから離れないでね？

はーい

ういっす！

ロボ太そっち行ったぞ！

ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！！！！

逃げろにげろ！

お前ら！！

あー！！
ってけいじー！

3人ともこっち！

鬼……？(猿の偶像)

……(血濡れた草切り鎌を見つめながら手を握りしめ

鬼……？(猿の偶像)

ﾌﾞｫ(ゾム目掛けて投げようとする

ゾム！

危ないｯ！(ゾムを自分の元へ引っ張り

ｼｭ

い"だ'ｯ

刑事！

えｯ、あ！あ、ご、ごめ……ありがｯ……

ゾム！無事か！？

兄さん！腕から血が……

とりあえずそこの教室に！

刑事!すんません……

いいよいいよ！

鎌の刃がかすっただけ！大した傷じゃないよ！

とりあえず血は止まったんであまり動かさないように……

なにか縛られるもんがあったらいいんやけど

僕っ！ハンカチ持ってる！

兄さん腕貸して！

いいよぉ！別に！

出してください！

はいっ

ｼｭﾙｼｭﾙ
……ｷｭｯ
できたよ！

ありがとね！

よし……とりあえず教室は鍵しまってるねんけど……

多分教室の前で待ち伏せてんのよなぁ……

どうしたらええんや……

そうだみんな……話しとかないといけないことがある

？

今から話すことは結構濃い内容だけど……いい？

もちろん

おっけす

兄さん話してみて？

僕さっき不気味な鬼とギリギリでやりあって、やっと封印できたと思ったら、鬼は断末魔をあげて炎に包まれそのままボロボロと崩れて消えた

そしてその焦げたあとからこの偶像が出てきた。

天乃はポケットに入れておいた偶像をみんなに見せる

きしぇ

手足なくないすか……？

目は真っ赤だけどね……

これは……

きっとあの不気味な鬼の偶像なんでしょうけど……

全然不気味な気配ってつうか……

そうやな、思ったわ

全く不気味な雰囲気が感じられないんよな……

そうなんよだから多分もうこの偶像にはあの鬼の意識がないっちゅうことや

そうなんや……

この偶像がどうかしたの……？

実は、その鬼を倒して体育館に向かっている途中、学校の玄関があったんだ

え？

きっとそこは元々警察署の出入口だったんだと思うけど、今は猿の偶像の意識だけがこの場所にはあるから、もろにその影響を受けて、

あ？え？

出口、

多分もうここは完全っていうか、見た目だけは完璧に学校になっていると思う

疑問しか増えねぇぇ

次が問題

？

？？

なんかあったんすか

にいさん？

出口が開いてたんだ

え！

出れるじゃないすか！？

そう。そして、出て通りにある神社のお坊さんにこの偶像を渡して欲しい

刑事は？

そうっすよ！

なんで兄さんは行かないの？

一緒に行きましょうよ！

僕はまだやることがある

やること。？

ごめんね

またもどってきますっ！

兄さん……絶対死なないで

そうっすよ……

絶対直ぐに行って直ぐに戻って来ますｯ

だから。

うん、分かってる

それじゃあこの偶像を持っていけばいいんすね？！

みんな！行くぞ！

おぅ！

兄さんが言ったことや！信じろ！

お前ら！猿が来る前に行くぞ！

おんまいうぇい！

オンマイウェイ！

ｶﾞﾁｬｯバタバタバタ。 (どんどんと子供達の足音が遠ざかってゆく)

(ふぅ

(俺も心の準備をしよう

5分もあればみんなでれるか。

5分、

5分後

ふぅ。

まってろよ。

「猿山」

ｶﾞﾁｬｯ

いない……？もしかして子供たちを追いかけて。？！

はｯ、ﾊｧｯ……
みんな……？！

鬼……？(猿の偶像)

……

良かった……みんな逃げれてる

鬼……？(猿の偶像)

、

外を眺めてる……？
外は中からじゃ真っ赤だけど……

(きっと外に出たら普通に蒼井そらかま広がっているのかな……)

猿山。

鬼……？(猿の偶像)

。

外に向いていた体を天乃に向け警戒している様子

俺はお前に聞かまいは加えない

"友達"のお前にもうあんな思いはさせたくない

今この声を聞いているのは猿の偶像の意識なんだろ

鬼……？(猿の偶像)

、

どこかにいるんだろ
お前は

お前の意識は偶像なんかに負けないだろ

この声も届いているんだろ？

なぁ。

また"みんな"で遊びたいよ……

お前は学生の頃ずっっと笑ってたよな

鬼……？(猿の偶像)

……

鬼……？(猿の偶像)

ッ

口元隠せば目は笑ってないし
まるでなにか隠しているような笑顔で振舞ってたよな

俺らが学生の頃のお前の顔は全て笑ってる顔か記憶に残ってる
こんな形でお前の笑顔以外の顔を知るなんてな

それもある意味運命なのかもな

。なぁ

俺まだ大人になってお前と時間作って遊んでなかったんだよな

遊ぼうぜ。
猿山

鬼……？(猿の偶像)

……

鬼……？(猿の偶像)

そうだな

……
じゃあ、昔よくやってた鬼ごっこ。
お前が鬼で俺が逃だ
俺が30分間逃げ切れたら俺の勝ち。制限時間以内に俺を捕まえたら鬼の勝ち。
10秒まてよな

鬼……？(猿の偶像)

やろう

よーい

スタート

ﾀﾞｯ

鬼……？(猿の偶像)

いち

鬼……？(猿の偶像)

にい

鬼……？(猿の偶像)

さん

鬼……？(猿の偶像)

よん

鬼……？(猿の偶像)

ごお

鬼……？(猿の偶像)

ろく

鬼……？(猿の偶像)

なな

鬼……？(猿の偶像)

はち

鬼……？(猿の偶像)

きゅう

鬼……？(猿の偶像)

じゅう

鬼……？(猿の偶像)

ﾀﾞｯ

１階の教室に逃げ込んできたけど……

俺が体育教師の体力あるやつに勝てるわけない。

やっぱりあの手しかないかぁw

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

うぎ、きた！

逃げなきゃっ

鬼……？(猿の偶像)

まて

だーれが待つかよー！

鬼……？(猿の偶像)

…

とりあえずあそこに……

はぁっ、はッ……

鬼……？(猿の偶像)

ｶｯｶｯｶｯ

来たきた！

ふぅ、ッﾊｧｯ、けほっごほっ……

ｶﾞﾁｬｯ

ここなら見通しがいい……

猿山……必ずお前を取り返してやる。

猿山ｯ……

鬼……？(猿の偶像)

ｶﾞﾁｬｯ
……

(来た……)

体育教師のくせに階段登るのは苦手かーｯ？

猿の偶像の意識だから煽っても意味ねぇな……

鬼……？(猿の偶像)

そうか？

鬼……？(猿の偶像)

今のは少し傷ついたよ

鬼……？(猿の偶像)

天乃

急に喋り出すな？！

さっきまであんなに「……」だったのに

鬼……？(猿の偶像)

そうか？

そうだよ……

鬼……？(猿の偶像)

まだ鬼ごっこは20分続いているが？

そうだな。

鬼……？(猿の偶像)

こんなところに来て何がしたい？

お前に知られてたまるかよ

鬼……？(猿の偶像)

酷いね

お前は猿山の見た目をしているだけのただの偶像
分かってる

鬼……？(猿の偶像)

そうか？

……

鬼……？(猿の偶像)

本体は完全に猿山らだおだがな

そう……か

鬼……？(猿の偶像)

たまに頭の中でこういってくるんだよあいつ

鬼……？(猿の偶像)

「絶対に子供たちを傷つけるな」って

鬼……？(猿の偶像)

心優しいやつなのか。

そうだよ……あいつは子供の頃から無茶ばっかして、その上俺の心配ばっかして、

良い奴だよ

本当に

だから

鬼……？(猿の偶像)

？

助けなくちゃいけない

呪鬼��

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