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3日後

向井康二

海や!!!!

目黒蓮

ここも久しぶりにきたな

ラウール

綺麗な海だ

3日後

俺らはあの隠家から出ていき新しい隠家へ向かっていた。

情報屋の話ではとある海の近くに新しい隠家があると言っていた。

ここも懐かしいな.....

昔4人でよくここで遊んでいたな.....

向井康二

ねえめめ!!少しでもええから海に行きたいなー!!

目黒蓮

ダメだ

目黒蓮

先に隠家で荷物の整理をしないといけない

向井康二

えー!!めめのいじわるやー!!

康二はふてくな顔をする。

めめのいじわるや!!昼ご飯の量をへらしたるから!!

ははははっ

今日も康二は俺のこと思っているね。

康二はすぐに俺のこと思うからな笑

バッシャーーーーーーーン!!

向井康二

うわあああああああああああああああ!!

ラウール

康二くん大丈夫!!

向井康二

波が顔面にかかったよー泣

目黒蓮

ほらタオル

向井康二

ありがとうめめー!!

突然波が大きく揺れ上がって康二の顔にかかる。

波によって康二の全身は濡れていた。

俺は康二にタオルを渡し康二は髪をふきながら歩く。

向井康二

急に波が揺れ上がってビックリしたで!!

目黒蓮

可笑しいね今日は波が穏やかだけどね

ラウール

あれが隠家ですか!!

目黒蓮

うん

目黒蓮

ここが新しい隠家だ

向井康二

めちゃいい家だねー!!

向井康二

俺、こんな家に住んでみたかったのよー!!

ラウール

ちょっと康二くん!!

目黒蓮

あははは

目黒蓮

子供みたいにはしゃいで笑

目の前には大きな家があった。

情報屋からくれた地図には隠家が書かれており。

ここがそうようだ。

目黒蓮

思ってたより大きいな

ラウール

こんな大きい家を買うなんて財団もすごいな

目黒蓮

部屋の中はどんな感じかな

康二は隠家とわかって勢いに部屋の中に入る。

色んな隠家で過ごしてきた俺でもこの隠家は驚いた。

まさか財団がこんな家を買っていたなんて知らなかったから。

家も豪華から部屋も豪華なはずだ。

向井康二

めっちゃすずしーい!!

ラウール

ずっと夏の暑い中で歩いてたからねー

向井康二

このソファーも快適や!!

目黒蓮

財団がこんな立派な部屋を用意してくれて嬉しいよ

部屋の中は外国風で作られており家具も外国風に揃えている。

最新型のエアコンが付いており康二は大型なソファーでくつろぐ。

ずっと真夏の中でいたからすごく涼しいな。

向井康二

窓から海が見えるー!!

ラウール

本当ね、海が綺麗だ

向井康二

めめも見てー海が綺麗だよー!!

目黒蓮

.....

あの海がまた見れるなんて思わなかった。

山田さんたちと決別したのはこの海だった。

星空が沢山見えて、波が激しく上がっていたあの夜。

目黒蓮

ここも変わってないな

海が綺麗だ.....

今すぐにあの綺麗な海に飛び込みたい.....

海の中はきっと魚が見れるはずだ。

向井康二

なあめめ!!

目黒蓮

ん?康二どうした

向井康二

部屋の片づけ終わったから海へ行かへんー!!

目黒蓮

海ね.....

向井康二

こんな暑い日に海に行って泳いでみたいわ!!

康二はまだ海のこと言っている。

ラウールと康二は行ってもいいけど。

俺はあの海はあんまりいい思い出がないから。

ラウール

そうねたまには息抜きで海に泳ぎたいね

向井康二

やろう!!ラウールー!!

向井康二

ずっと組織に追われるばかりやったからたまには息抜きなんたろ!!

目黒蓮

.....

組織に追われるばかりで遊びをしている余裕がなかった。

ここなら組織に気づかれることなく幸せに過ごせそうけど.....

目黒蓮

そうね

目黒蓮

たまには海で遊びに行こうか

向井康二

やったー!!

ラウール

ありがとうめめ!!

目黒蓮

俺は浜辺で見ているから

向井康二

えー!!なんでー!!

目黒蓮

こんな所でもいつ襲われるかわからないからな

目黒蓮

護衛は遊ばず主を守ることが俺の仕事なんだ

向井康二

せや.....

俺が護衛ではなかったら康二と遊べたはず。

だけど自分の命よりも康二を守ることが俺の仕事から。

海辺

向井康二

気持ちええー!!

ラウール

海で遊んだの何年ぶりだろう

向井康二

めめー!!魚を捕れたよー!!

ラウール

康二くんすごい!!銛に魚が2匹捕れるなんて

康二とラウールは海で遊んでいる。

康二は片手で銛を持って魚を捕まえている。

凄いな、今夜のご飯はサバの味噌煮でも作ろう。

目黒蓮

康二ーラウールーそろそろ夜になるから上がってきて

向井康二

わかったー!!

ラウール

今行くねー!!

ザザーーーーー!!

波の音が聞こえる。

潮風が吹いている。

懐かしい...あの頃は4人でここで遊んで楽しかった。

向井康二

ラウールーまってー!!

ラウール

わあああ怪物がいるー笑

向井康二

誰が怪物や!!

目黒蓮

あはははは!!

俺があそこを抜けてから3人はどうしていただろう。

山田さんは世界征服の野心を持ったままだったけど.....

ラウール

凄い!!魚が10匹以上あるよ!!

目黒蓮

康二が泳ぎが得意とは知らなかったよ

向井康二

そうよ!!泳ぎは昔から得意から!!

康二が捕った魚は10匹以上にあった。

まさか康二が泳ぎが得意と知って驚いた。

康二のおかげで二日分のご飯ができた。

向井康二

魚も捕れたから家に帰ろうー

目黒蓮

康二のおかげで二日分のご飯が増えたからありがとう

向井康二

えっ///

向井康二

めめに褒められると///えへへ///

康二は顔を赤くなりだす。

今日も康二は俺のことを思っているな。

目黒蓮

荷物は.....

俺は後ろに置いてある荷物の所に行く。

スッ

ラウール

ん?黄色い粉?

向井康二

なんやこれ?

向井とラウールはタオルで頭と体を拭いていたら。

2人の頭上から黄色い粉が降り注いだ。

目黒蓮

荷物はこれでいいね

向井康二

うぅ!!

ラウール

アガッ!!

目黒蓮

.....!!!!

俺は荷物を確認終わった時。

後ろから康二とラウールの悲鳴が聞こえた。

急いで後ろを振り返ったら康二とラウールが苦しそうに砂浜に倒れ蠢ていた。

目黒蓮

康二っ!!!!ラウールっ!!!!

俺は急いで康二とラウールの所に行こうとしたら.....

山田涼介

ストップめめ

目黒蓮

っ.....!!!!

知念侑李

麻痺薬をまいて正解だった

向井康二

だっ誰.....やっ

中島裕翔

はーい今動いたら首を折るからー

ラウール

こっ混沌のサーカスっ.....

向井とラウールの前に山田たちが現れ。

麻痺して動けない向井とラウールの首を中島の手で掴まれる。

山田涼介

やっぱりここいたのねめめ

目黒蓮

山田さんっ.....

山田涼介

今、ラウールと彼を助けたら.....

山田涼介

裕翔が大切な2人の首を折るように言っているから

目黒蓮

っ.....!!

向井康二

めっめめっ.....

ラウール

体中痺れてっ.....動けないっ

康二とラウールは痺れ薬の影響で痙攣していた。

今康二とラウールを助ければ確実に中島さんが康二とラウールを殺す。

しかもラウールは痺れ薬の影響で能力が使えないはず。

俺はどうすればいいのか。

山田涼介

ねえめめ、大切な2人を助けてほしいなら.....

山田涼介

すぐに混沌のサーカスのメンバーに戻るんだ

目黒蓮

っ.....

山田涼介

めめは自分の命と仲間たちの命、どっちを選ぶ?

不気味な笑みで笑う山田さん。

これは究極の選択だった。

俺は二度と混沌のサーカスに戻らないことを心で誓った。

あの関東と関西の戦争を作ってしまった原因だから。

だけど俺が混沌のサーカスに戻らないと決めたら康二とラウールは死んでしまう。

山田涼介

.....

山田涼介

裕翔、2人の首を思い切り絞めて

中島裕翔

わかったー!!

ギュッ!!!!

向井康二

ゴホッ!!

ラウール

アガッ!!

目黒蓮

康二っ!!!!ラウールっ!!!!

山田の指示で中島はさらに首を締め付ける。

康二は口から唾がたくさん流れる。

このままだと康二とラウールが死んでしまう。

ラウール

めっ.....めっ...にっ...にげてっ

目黒蓮

ラウールっ

向井康二

おっおれらは...だっ...だいじょうぶだっ

目黒蓮

康二っ

康二とラウールは必死で俺を逃げるように言う。

山田涼介

思ってたより頑固者だな

目黒蓮

っ.....!!

山田涼介

俺の能力で2人の脳みそを貫くよ

ジャラ

山田さんの両手から鎖を出してくる。

向井康二

やっやめてっ.....

ラウール

たったすけてっ.....

山田涼介

めめがいなくなったのは君たちのせいだから

康二とラウールがっ.....

目黒蓮

わっ.....わかったっ!!!!

山田涼介

.....

目黒蓮

俺、混沌のサーカスに戻るっ!!!!何でもいうことを聞く!!!!

向井康二

めっめめっ.....

ラウール

っ.....

目黒蓮

康二とラウールは俺の大切な人なんだっ!!

目黒蓮

康二とラウールを見逃してっ!!!!

俺は土下座の体制で懇願する。

康二とラウールを助ける方法はこれしかない。

山田涼介

わかった

山田涼介

裕翔、2人の首を離して

中島裕翔

わかった

ばっ

山田は目黒の懇願を聞き入れ。

山田は中島に向井とラウールの首を離すように指示する。

向井康二

ゲホッ!!ゲホッ!!

ラウール

はぁっはぁっ.....

目黒蓮

康二とラウールっ.....

俺のせいで康二とラウールを苦しませてしまった。

康二とラウールは解放され苦しそうに呼吸をする。

知念侑李

せっかくから2人の血をどんな見てみよう

ブス

向井康二

ああああああ!!!!

ラウール

血が抜かれるっ

知念は注射器で向井とラウールの腕に刺し血を抜かれる。

山田涼介

知念、2人の血は?

知念侑李

ラウールの血は能力者の爆発系か.....

山田涼介

ハズレか

ラウール

人の血を抜いてそれはないだろうっ.....

知念はラウールの血を見て至高の血でないことを知り、砂浜に捨てる。

知念侑李

隣の彼は.....えっ

山田涼介

どうした知念

知念侑李

まさか...この色と暖かさ.....

向井康二

.....?

知念侑李

涼介っ!!!!裕翔っ!!!!

中島裕翔

どうした知念

山田涼介

そんなに焦った顔をしてどうした

知念は向井から抜き取った血を見て驚愕した。

向井は自分の血を抜かれ砂浜に倒れていた。

知念侑李

゛至高の血".....見つけたよ

中島裕翔

゛至高の血"だと!!!?

山田涼介

知念!!それは本当なのか!?

知念侑李

うん、この血の色と暖かさ、一般人でも能力者でも持ってない゛至高の血"だよ!!!!

向井の血は山田たちがずっと探し求めていた至高の血だとわかった。

向井side

首は絞められ血を抜かれ俺の体が重 なって動かへん。

それよりもあの3人は俺の血を見て驚愕しとる。

知念侑李

今までどれだけ探しても見つからなかった゛至高の血"

知念侑李

ついに゛至高の血"の持ち主を見つけた...!!

向井康二

至高の血.....?

山田涼介

ねえ君、もしかして能力者なのか

向井康二

えっ.....ちゃう

向井康二

俺は能力者やない.....

中島裕翔

能力者じゃない?お前の血は一般人ではないはずだ

なんかあの3人が俺のところに集まって質問されとるが?

それより俺の血は普通の血やないの。

山田涼介

ちょっと彼には色々話を聞かせてもらおう

山田涼介

どうやら彼は能力者でも一般人でもないみたいだ

山田涼介

裕翔、彼を担いでサーカス団に戻るよ

向井康二

えっ!!!?

目黒蓮

待って!?康二は見逃すと約束としましたよっ!?

山田涼介

俺たちの目的は世界征服だ

向井康二

世界征服っ!!!?

ラウール

世界征服を目論む人を初めてみた

山田涼介

世界征服に必要な゛至高の血"が必要なの

山田涼介

俺らが何十年探しても至高の血の持ち主は1人も見つからなかった

山田涼介

そう彼が至高の血を持つ人間

山田涼介

そんな特別な人間を見逃すなんてできないよっ!!

向井康二

ヒィ!!

ラウール

完全に狂っている.....

山田は狂ったように笑い出した。

向井とラウールは山田の狂気にビビる。

山田涼介

知念!!彼を睡眠薬で眠らせて!!

知念侑李

わかった!!

目黒蓮

康二逃げてっ!!

向井康二

っ.....

逃げたいが体がまだ麻痺して動けへん。

このままだと彼らに捕まってまう。

ラウール

っ.....!!!!

ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!

ラウールは康二を守るために両手を叩き。

砂浜は大爆発を起こす。

中島裕翔

ゴホッ!!ゴホッ!!

知念侑李

あー睡眠薬が砂まみれになってしまって使えなくなった

山田涼介

.....砂をバラまいた隙に逃げたか

ラウール

っ.....!!

向井康二

め.....めっ

ラウールは向井を抱えて海の中を泳ぎ逃げていた。

向井side

中島裕翔

どうするー?1番の彼をにげっちゃたよー

山田涼介

追いかけなくても大丈夫よ

知念侑李

彼には大切な人がここにいるからねー

目黒蓮

.....

山田涼介

あの2人はいずれここにやってくる

山田涼介

だけどその前にめめに彼のこと色々教えてほしいね

目黒蓮

.....

ラウールのおかげで康二は助かった。

だけど山田さんの言う通りにいずれ俺を助けにやってくる。

俺のせいでまた康二を狙われた。

組織よりも1番ヤバいグループに.....

3章 完結

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