虎杖悠仁
伏黒恵
釘崎野薔薇
目に入れても痛くない程愛している恩師からの一言は生徒の度肝を抜かすのに充分な威力だった
虎杖悠仁は絶叫し、伏黒恵は唖然とし、釘崎野薔薇は危機感の無さに怒った
五条悟
右手の人差し指を唇に当て、首を傾げながら言った
釘崎野薔薇
釘崎野薔薇は呆れ半分といった表情で、五条の体つきを眺める
釘崎野薔薇
釘崎野薔薇
釘崎野薔薇
五条の体を舐め回すように見やり、そのプロポーションの高さに内心仰天する
釘崎野薔薇
五条悟
釘崎野薔薇
五条悟
釘崎野薔薇
五条悟
当然の事だが、釘崎は美人で学生ながら豊満な胸を持っている
肌もシミひとつなく長い睫毛から除く茶色の瞳からは意志の強さが感じられる
そんな彼女は、オシャレが大変好きだった
綺麗なものを着飾ることに喜びを感じているのだ
そんな彼女の前に『綺麗』を体現したような五条がいる
『美人』と『可憐』の狭間にある唯一無二の『綺麗』さ
そんな彼女を前に釘崎が黙っているはずも無かった
釘崎野薔薇
満面の笑みで五条の手を取り、教室を後にした
虎杖悠仁
伏黒恵
やけにオシャレで清潔な空間
中では一昔前に流行った音楽が小さく流れている
店の一面に立ち並ぶ色とりどりな服
そう、ここは___
虎杖悠仁
伏黒恵
唖然とした表情をする虎杖と伏黒
急いで2人の後について行けば待っていたのはまさかの服屋である
驚きを通り越して唖然としていた
そんな2人の事などいざ知らず、釘崎達は……
五条悟
釘崎野薔薇
誇らしげに胸を張る釘崎と目を輝かせる五条
こっちは至って平和である
五条悟
釘崎野薔薇
そう言いながら釘崎は服を2着ほど手にした
1着は紺色のワンピース
粧飾が少ないながらも大人の魅力をあじわえる
もう1着は黒色のミニスカに白色のシャツ
五条の言うまでも無い美脚を惜しげも無く目立たせる事が出来る
虎杖悠仁
伏黒恵
その釘崎な抜群のセンスに虎杖は驚嘆し、伏黒は瞳を輝かせ、 最愛の人が着飾るところを今か今かと待ち構えている
釘崎野薔薇
そんな2人の反応に気分を良くした釘崎が足早にアクセサリーコーナーに向かう
期待していた通りどれも素敵なデザインで釘崎は思わず手に取る
釘崎野薔薇
釘崎が手に取ったネックレスはキラキラと光り輝く水色のサファイアである
光を反射するソレはしずく型で、サファイアの周りを金色の額が囲っている
虎杖悠仁
伏黒恵
後から追いついた虎杖たちが硬直したままの釘崎に疑問符を浮かべる
釘崎野薔薇
そう言った釘崎はグルっと後ろを向き、五条の元へ急いだ
釘崎野薔薇
五条悟
コレ…と手にしたミニスカを上へ掲げる
釘崎野薔薇
五条悟
五条悟
釘崎野薔薇
虎杖悠仁
伏黒恵
服に夢中すぎて忘れていた五条のノーパン問題
それを再認識した釘崎は口をあんぐり開け、虎杖は鼻血を吹き出し、伏黒は壁に頭をぶつけた
五条悟
虎杖悠仁
虎杖の発言に釘崎はウンウンと頷く
伏黒は思いの外壁に頭をぶつける力が強くて、痛みに悶えている
五条悟
そんな生徒たちの反応に何故か納得いかないという顔をする教師
釘崎野薔薇
虎杖悠仁
伏黒恵
そんな教師をスルーし、どこからとも無く下着を持ち出した釘崎に虎杖達は思いっきり顔を背け下着を見ないように務めた
釘崎野薔薇
五条悟
釘崎に渡された物を両手に抱え五条は試着室に入った
由珠
由珠
由珠