作者
作者
ハル
お母さん
ハル
お母さん
ハル
お母さんが持つ「タイムカプセル」が日光に照らされて反射する。
眩しい光に目をくらませながら、母と家へ向かった。
ハル
お母さん
カパッと、正方形の箱の蓋を外した
中には、紙、缶バッチ、小説など、色々なものが入っている
お母さん
お母さん
お母さんが小さな金槌をとりだす
ハル
金槌に手を伸ばす
お母さん
お母さんは金槌を高い戸棚の上にのせた
ハル
お母さんを睨みつける
お母さん
お母さん
ハル
僕は机を片付けに向かった
…………
夜(午前12:36)
ハル
お母さんの髪を軽く引っ張る。
お母さん
ハル
ハル
高い戸棚の前に大きな椅子を置く。
そこをのぼり、僕は金槌取ろうとギリギリに届く戸棚の上で手を滑らせる
ハル
暗くてよく見えないけど、金槌だ、多分
ハル
2階は、誰もいない
お母さんは一階で寝ているし、お父さんは今日いない。
お父さんが夜勤でよかった
僕は2階へ上って、お父さんの部屋に入った
電気をつける。
ハル
机に置いてある電波時計に目をむける。
ハル
まぁいいや、
金槌が気になり、取ってきたけれど。
今からどうしよう。。
好奇心に駆られてここまで来たから、することが見当たらない
ハル
腕を振り回す
すると、手が滑り金槌が手が離れた
ハル
電波時計に見事に命中した
ハル
とりあえず、と金槌を手に取った
ハル
さっきまで作動していた電波時計が
動いている
今は12時57分。
ハル
ますます金槌への好奇心が増す。
いろんなことしてみよう。面白そうだし
そう思って、お父さんの部屋を漁り始めた
ーー
数十分後
とりあえずわかったことは、
壊れたものを直せる、ということだった。
ハル
僕は暫くこの金槌を持ってようと決めて、1階に戻って布団に潜った
数ヶ月後。
結局、金槌はそんなに使わないまま時が過ぎていった
そして、
お母さんが入院した
病院
ハル
ハル
お母さん
ハル
お母さん
ハル
ハル
僕は背中からあの金槌をだした
お母さん
お母さん
ハル
ハル
お母さん
ハル
お母さん
ハル
ハル
ハンマーを振り上げる
お母さん
ハンマーがお母さんの顔に振り落とされた
お母さんの顔から血が出た
お母さん
声になってない叫びをお母さんはあげた
ハル
もう1回、もっと強く振り落とす
血が飛び散って、壁に張り付いた
ハル
それから、僕はお母さんをなおすために
何回も
何回も
何回も
何回も
金槌を振り落とした
ハル
お母さんの顔は血でみえない
その個人の病室には、金属のような血の匂いが充満していた
コメント
4件
ありがとうございます!! まれにモチベーションが低くなった時息抜きとしてこんな感じのを投稿すると思います!でもモチベ下がらないように、投稿を楽しんで頑張ろうと思います!
読んでいてとても楽しかったので結果オーライです!息抜き大切ですよね(*^^*) これからも作品投稿頑張ってください!
ありがとうございます! そうですね!治すものです 最後になおすの漢字チェックもしたので、勘がいい人は気づくんじゃないかな程度だったんですけど、気づかれました( '-' )簡単でしたかね…まあとりあえず息抜き楽しかったです