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あへべ(( この作品好きです((
阿部ちゃんの狂愛...良い...(((
※妄想 創作 暴力的描写注意
亮平
亮平の低く落ち着いた声がネオンの明かりを裂くように響いた。
彼に導かれるままホテルに入る
亮平
薄暗い部屋の中。
ジャケットを脱ぎ捨ててネクタイを解く亮平。
亮平が私をベットに押し倒すとギシリと音がなった。
ゆっくりと近づいてくる顔に
私は目を閉じた。
○○
薄く目を開けると私を見下ろしたまま固まっている亮平。
亮平
○○
彼は冷ややかな目で私を見て ベットから降りてしまった。
○○
戸惑う私に亮平はため息をついた。
亮平
亮平
直前の雰囲気がいつも通りだった分
突然そんな事言われると面食らってしまう。
○○
○○
亮平
苛立つ様に私の言葉を遮って乱暴に放たれた言葉。
亮平
亮平
○○
私たちの関係は
ずっと"安定"を重視したもので
"刺激"は少なかった。
でも私は幸せを感じていたし、
彼も幸せを感じていた様に見えたんだけど…
違ったのだろうか。
亮平
彼は自分の鞄から物を取り出す
○○
亮平
先程の苛立ついた表情とは一変、
彼は笑ったままそう言った。
○○
亮平
亮平
ニコッと笑って目を細める張り付いた様な笑顔。
私は思わず後ずさりベットから降りようとする。
亮平
張り付いた笑顔が真顔に変わる。
亮平
亮平
私の目の前に居るのは
間違えなく大好きな人の顔。
でもその表情と彼がやろうとしている事を私は知らない。
亮平
彼はまた笑顔を作って いつもの甘い声で私を呼ぶ。
亮平
その目の奥に光が見えないのはきっと気のせいじゃない。
○○
亮平
亮平
彼はさっきよりも口角をあげる。
○○
そう言わざるを得なかった。
彼はふふっと笑って
細いロープを両手に持った。
亮平
亮平
彼は信じられない程素早く私の手を後ろで縛った。
力の限り暴れる私を相手にもせず
細い体躯からは想像出来ないほど力で脚も抑えつけられ
ロープを切り、器用に縛る。
暴れる度ロープが擦れて手足に痛みが走り続ける。
それでも彼は身動きを取れなくなった私を見つめるだけ。
○○
思わず叫んだ。
驚くほど冷たい目が覆いかかる。
彼は口を開いた。
亮平
亮平
亮平
亮平
○○
○○
○○
ピシッ
○○
肩に向かって振り落とされたのは
余ったロープの端切れだった。
強く固まった繊維が皮膚を裂く様に蚯蚓張れを創る。
私の顎を右手で上げて
光のない目で私を見ろ下ろす
亮平
亮平
亮平
亮平
視界が滲む。
今泣いたらまた打たれるかもしれない。
また叩かれるかもしれない。
このまま捨てられるかも。
意思とは無関係でも涙は頬に伝わる。
亮平
彼はふうんと呟いた。
亮平
亮平
目の前にかざされたロープの切れ端。
口角はこれでもかというくらい上がっているのに
目に光は見えない
逆らったらどうなるんだろ。
なんて考えてる余裕はなかった。
亮平
亮平
○○
亮平
亮平
涙の向こう側白い霧がかかる視界に亮平の顔が大きく映る。
彼は私の頬に口づけ、音を立てながら涙を拭った。
それから目尻まで赤い舌でなぞり、歯犬を頬骨に立てた。
○○
亮平
細くて長い指が愛おしげに私の肩の傷を撫でる。
ヒリッとした痛みが電流の様に体身中を走り続ける、。
彼は唖然とする私に背を向けてシャツのボタンをゆっくり外す。
振り向いた亮平はいつもと変わらない穏やかな顔で微笑んだ。
亮平
亮平
新月の闇は窓から入る人工的な街の明かりの輪郭を際立たせる。
その光の延長線上、
夜風に揺れるレースカーテンに映る2人の影。
その夜はいつもよりずっとずっと刺激的で、
ずっとずっと長かった。