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え… 好き( ^ω^ )
ヨーロッパでは「好き、嫌い、好き…」と唱えながら綿毛を吹いて、最後の綿毛がどちらになるかという恋占いがあります。 また、一息ですべての綿毛を飛ばすことができれば「情熱的に愛されている」、少し残れば「心離れの気配がある」、たくさん残れば「相手があなたに無関心」という恋占いもあるそうです。
葉瑠
緑色に囲まれた中で1人佇む少女は手に花を握り花占いをしていた
葉瑠
最後に残る花弁を捨て新しい花を手に取る
葉瑠
陽向
葉瑠
陽向
葉瑠
陽向
そこへ新しい少女が来る
少女は2人並んで静かに時間が過ぎ去るのを感じる
葉瑠
葉瑠
陽向
葉瑠
陽向
陽向
葉瑠
2人は手を取り合って帰路へ就く
日が2人を見送る
今日がまた終わりに近付く
陽向
1人で野原に来る少女
辺りはもう真っ暗で人っ子一人いない
少女はその手に持つ蒲公英に息を吹きかける
すーっと消えていった種と少し残った花を見て少女はフッと微笑んだ
その笑みは真冬の様に冷たい物だった