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研磨
明凜
友達作ろう作戦を実行した時彼は聞いてきた
明凜
私が勝手に連れ回してるし、、、
明凜
研磨
明凜
明凜
正直私はいつ消えるかわからない
だけど、孤爪くんが心から笑ってくれたら
私も安心して逝けます
明凜
明凜
研磨
彼が応えてくれたのがとても嬉しかった
明凜
病院に通いながら続ける部活
これができるのもあと少し__
明凜
そう言って真っ白なスケッチブックを開く
テーマは私の○○
このありふれたフレーズをどう描くか
とりあえず本能的に描いてしまった白い絵
羽が生えた少女が空へ消えていく__
明凜
考えても考えてもいいアイデアが浮かばない
この絵を描いてしまったということは私の逝きたい場所になるのか
明凜
考えている間に眠りについた__
研磨
明凜
気がつくともう孤爪くんは来ていて、、、
明凜
病院の先生に言われたことを思い出す__
この病気は症状としては、知能の低下、すぐに眠くなったり、ぼーっとしたりしてしまうこと。頭痛なども起きる。それが体を蝕んでいき
やがて、心臓が止まる__
明凜
病気が進行すればするほど、不安が増していった
でも、今はそんなに怖くない
毎日がとても楽しいし、幸せだと感じる
でも、実感してしまう、
痩せた体に、すぐに息が切れる体
私の終わりはもうすぐそこかな__
まだ、やりたいことたくさんある
12/25から冬休みが始まる。それまであと、5日__
絵も完成させたいし、
まだ、孤爪くんにお礼も言ってない
お父さんも私の病気の現状を知って帰ってきてくれるけど
一緒にいられるかな
夏帆も1人にしちゃったし、
最低でも、3日は様子見のため入院
全部やり切れるだろうか?
でも、次学校に行ったらちゃんと孤爪くんに病気のことを話そう
それで、
この思いは胸にしまっておこう__
明日で一時退院__
孤爪くんはちゃんとやっているのかな、
笑ってるかな__
私が病気だって知ったら、どんなこというのかな__
私から離れていくのかな、、、泣
自分の服を掴みながら、願う
明凜