前回までのあらすじ
高校に入学し、合唱部へ入り 親友の亜紀からイケメンの先輩がいる と言うか話を聞いたのだが
その先輩は、 元カレの知り合いだった…
佐藤彩葉
佐藤彩葉
いつの間にか亜紀も
先輩達に混ざって キャーキャー騒いでいる
五十嵐 茉莉奈
茉莉奈先輩の一言で
部室ないに緊張が走り 皆一斉に並び始める
五十嵐 茉莉奈
五十嵐 茉莉奈
明らかに声色が違う
佐藤彩葉
正直
茉莉奈先輩は絶対に 敵に回したくないタイプ
と言うか……
ボス
清水 悠麻
清水 悠麻
ふと隣を見ると
いつの間にか 隣に並んでいる悠麻先輩……
佐藤彩葉
刺さるような先輩達からの視線……
佐藤彩葉
佐藤彩葉
冷たくそう返すと
ファイルで顔を隠した
佐藤彩葉
佐藤彩葉
ふと隣を見上げると
背の高い先輩の肩は
ちょうどチビの私の頭位……
先輩との距離…
わずか5センチ程
佐藤彩葉
佐藤彩葉
佐藤彩葉
日本人離れした顔立ち…
吸い込まれそうな瞳……
がっちりとした腕に
少し動くとぶつかりそうになる……
佐藤彩葉
佐藤彩葉
佐藤彩葉
発声が終わり
パート練習へ移る前に
飲み物を買おうと
部室の横にある自販機へと向かった
佐藤彩葉
ガコン
佐藤彩葉
清水 悠麻
清水 悠麻
佐藤彩葉
佐藤彩葉
佐藤彩葉
佐藤彩葉
佐藤彩葉
佐藤彩葉
佐藤彩葉
清水 悠麻
清水 悠麻
先輩の綺麗な瞳が まっすぐに見つめて来る
佐藤彩葉
佐藤彩葉
佐藤彩葉
佐藤彩葉
佐藤彩葉
そう言ったまま
その場から走り去ってしまった……
だって…
あのまま先輩に見つめられていたら
好きになってしまいそうだったから…
佐藤彩葉
そう思いながらも
先輩の方を振り返ることは 出来なかった……
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