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あれ上手く声が出ない
こんな私の事まで心配してくれる
やっぱり優しい人だ
顔には傷が残り
息も苦しかった
もう一度走ることはできるのだろうか
手紙が置いてあった あなたからだった
その日は誕生日で とても嬉しかった
また眠って
次に目を覚ましたのは4日後だった
体が回復しない
かなり重体っぽい
話せない
ただ天井を見つめることしか出来ない
やっぱり貴方がいた
私の家、ね
少し裕福だからって
名家でも無いのに
調子乗って
変なルールとか作ってた
…それに耐えれなくて逃げてきた
山で迷ったら師範に出会って
それから鬼殺の道に。
メオトになれない理由はルール。
“5歳以上の相手とはメオトになってはいけない”
だったの
逃げてきたからルールないと思うじゃん?
違った。この前ひとつのルールを破ったら なぜか分からないけどバレた
それがトラウマで出来ない…
だから諦めるしかないの
最期の力を振り絞って声を出した
やっぱり貴方は優しい人です
この気持ちが 最後まで変わることなく
終われそうです
来世で待っています。
翌朝
花 摘 雛 歌
なんだか長い夢を見た気がする
花 摘 雛 歌
けどひとつ鮮明に覚えている 言葉がある
”メオト” これだけは覚えている
意味は分からなかった
今日、先生にでも聞いてみよう
花 摘 雛 歌
7:30
まだ時間はある時思うけど
花 摘 雛 歌
実は 生まれつき、私は沢山の傷がある
これを隠すために15分はかかる
花 摘 雛 歌
花 摘 雛 歌
またいつも通りの生活が始まる
C o n t i n u e 👋🏻