魔王のいる街

アインは情報を話した。

アインはなぜか颯に近づき、耳元で囁いた。

アインは急に颯を誘拐した。

扉がばたんと閉まる。

アインは気持ち悪い笑い方をしながら這い寄ってくる。

俺はなんとかこの部屋から逃げようとしたが、捕まってしまった。

天使ちゃんはその場でへたりこんだ。

ネモはほわとわをなでなでした。

かなり疲れ果てている颯がやっと出てきた。

天使ちゃんは渾身の光魔法でアインを気絶させた。

またネモは後ろに隠れた。

ヴァウルスは小さなふざけた車(？)を出した。

呆れた颯達はヴァウルスを置いて去った。

颯はなんとかその車に乗ったが、重量オーバーし壊れた。

颯はまたも鼻血が止まらなくなった。

ヴァウルスは距離を取り、無数の魔法を飛ばしてくる。

天使ちゃんのバリアがその魔法から守ってくれた。

ヴァウルスはやばそうな魔法を放つ準備をしているようだ。

颯は足に溜めてあった風の力を一気に解放し、ヴァウルスに急接近した。

そしてそのまま風の魔法を放った。

ヴァウルスは剣を複製し始め、それを発射してきた。

天使ちゃんはなんとかガードと回避で生きているが、颯は四方八方から飛んでくる予測できない剣の動きに翻弄され、かなりギリギリだった。

風を手に集中させ、剣をできるだけ減速させてからその剣をヴァウルスに投げた。さすがにヴァウルスも予想外だったようで、避けるのが少し遅れたように見える。

不気味な笑みを浮かべたヴァウルスはさっきの比にもならない程の速さで剣を飛ばす。それと同時に多種多様な魔法を飛ばした。

人生の終わりを悟ったその時…

横から雷と氷のビームが飛んできた。

ヴァウルスはそれに巻き込まれ、塵になった…

と思いきやなんか無傷だった…

そう言い残してヴァウルスはテレポートで去っていった。

少し前…

ヴァイスは昔を思い出すように空を見上げた。

急にほわとわが真剣な声で話し始めた。

ネモは立ち上がるとあくびをして、斧を召喚した。

でかい蚊の魔物がぷんぷん言いながら飛んできた。

ヴァイスはショットガンを召喚した。

ヴァイスは空へジャンプし、蚊の魔物を狙い撃った。

その弾丸には雷の魔法が込められており、相手を弱らせる事が出来る。

弱っている蚊の魔物をネモの氷で集中砲火した。

ネモは広域に氷の剣を発射する。

ヴァイスは蚊を蹴散らしながら翼を生やし、どんどん撃ち抜いていく。

ネモもそれに応え、下から氷で援護をする。

2人は魔力を1つに集中させ、威力がやばいビームを放った。

蚊はいなくなり、やっと落ち着けるようになった。

天使ちゃんが指さしたキノコは見るからに毒がありそうだった。紫で発光している。

しかもでかい。

そのキノコは紫の何かを放出し始めた。

天使ちゃんはもたれかかってきた。

ネモは集中して目を閉じた。ネモが今やっているのは魔力探知と言い、文字通り魔力を検知して探す方法だ。

颯は風の刃をやばいキノコに当て、避難した。

何だかんだあったが、いい遠足だった！