①
それからさらに数日経ち・・僕はなぜか山田くんといる。
丈くんとのお弁当タイムを断って・・・・。
山田涼介
ねぇ?和也。デートの日を決めたよ?
大橋和也
えっ・・・
山田涼介
クリスマス!
大橋和也
!?
山田涼介
にしようと思ったけどー・・・。日にちがまだ、先すぎるから。こうなったら早い方がいいから、来週の日曜日ぐらいがいいな
大橋和也
・・・・・
はっすんは断れずにいた。
自分のことを本気で好きなのかどうか本音が見えなくてもなぜだか彼のことを傷つけたくないと思っていたからや。
どんだけ優しいは人なんや。
一瞬だけ寂しそうな笑顔を見たから。
とか言うてたけど・・・・。
どうなん?
大橋和也
あの・・・やっぱりやめませんか?
山田涼介
やだよ。君を振り向かせるためのデートでもあるからねー
だが二人の会話をある人が聞いていて・・・
道枝駿佑
えっ山田先輩と、大橋くんがデート?・・・・そんな・・・・
山田先輩が大好きなみっちーが聞いてしまっていたのだ。
道枝駿佑
大橋くん行くのかな・・・・
さっきの反応だと拒否はしてないし・・。
だが、はっすんが弱みを握られていることを知らないみっちーは、
道枝駿佑
酷いよ。僕が山田くんを・・・山田先輩を好きだと知りながら・・・・自分は丈くんと付き合ってるくせに・・・
いや、はっすんは知らんはずや。みっちーが山田先輩を好きなこと。
みっちーは嫉妬心の方が強くなってしまい、そう思い込んでしまっていた。
彼のことを助けてくれた1人やのに・・・・。