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#虐め系
KOKO💖💫🦊
141
ぽていとぉさま! カンヒュ民
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犬推し
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深夜のオフィス。
すでに他の社員は帰宅しており、あたりは静まり返っていた。
花音
花音
花音
※は必ずご記入ください。
フォームの注意書きは、ただそれだけ。
名前など個人情報を書き込む必要はなさそうだ。
ただ、そこにぽつんとあった空白の解答欄の下にあった但し書きをクリックする。
真っ暗な画面になり、そこに白字が浮かび上がる。
本同盟は、社内の風紀を維持し、風通しを良くするために結成された同盟です。
復讐をしたい相手、業務上で問題のある社員など、仕事をするにあたり支障のある人間の名前、具体的に何をされたのか――などをご記入ください。
本同盟内を構成する人員などは基本的に秘密とさせていただきます。
なお、復讐や排除のために本同盟をご利用いただいた方は、強制的に同盟員となります。
同盟員は要請があった場合、本同盟の指示に従わねばなりません。
本同盟のことは口外してはなりません。
本同盟にとって不利益となり得る行為をされた場合は除名となり、相応の責任が生じます。
上記のことにご了解いただける方のみ、本同盟へご加入ください。
花音
無人のオフィスは答えてくれない。
花音
なぜ花音はこんな時間までオフィスに残っているのか。
あの2人の仕業である。
朝――。
花音
山井田商事 総務部。
出社直後、自らのデスクの上に積み上がった書類の山に、花音は困惑した。
百合
百合
まるで出社するのを見計らっていたかのごとく姿を現したのは、同期の飯野百合(いいのゆり)だ。
百合
百合
花音
花音
百合
百合
百合
花音
百合
百合
百合
なぜ、同期の百合が、ここまで上から目線なのか。
その理由はいたってシンプル。
田之上
今、花音のことを呼んだら田之上課長に、百合が取り入ったからだ。
彼は既婚者であるというのに、百合のことを気に入っているようで、誰が見ても公私混同をやりまくり。
確実に百合には甘い。
先日、百合の仕事が定時で終わらなそうと見るや否や、それのフォロー……に入るでもなく、彼はとんでもない判断をした。
残りの仕事を花音に押し付けるという、信じられない暴挙に出てくれたのだ。
その日は用事があったから、花音も断った。
しかし、プライベートよりも仕事を優先せよということで、結局深夜まで残るハメになってしまった。
そして、朝一から呼ばれたと思ったら――。
田之上
田之上
田之上
花音
仕事が遅いのではない。
ことあるごとに余計な仕事を――それこそ、仕事中にスマホをいじったり、ネイルを塗り直してみたりしている百合の仕事を押し付けられるせいで、残業することになっているのだが。
田之上
田之上
田之上
田之上
思わず拳を握り込む。
それは、あなたが明らかに彼女を贔屓していて、余計な仕事を押し付けてくるからだろうが。
そう言いたくなるのを堪える。
田之上
田之上
机の上に積み重なったアンケート。
通常の業務もあるから、どう考えても終わらない。
花音
田之上
田之上
田之上
それすなわち、残業代が発生しないようにせよ、ということである。
逸美
逸美
逸美
田之上
田之上
経理の人間により話はそこで終わり。
またしても花音の自己犠牲が確定したようだ。
席に戻ると、隣の百合が化粧をなおしながら呟く。
百合
百合
百合
百合
もし、許されるのであれば、強く握りしめた拳をそのままふるっていたかもしれない。
田之上
百合
声のトーンを変えて、猫撫で声で対応する百合。
百合
百合
百合
百合
百合
花音
帰れるなら早く帰りたい。
無駄に仕事をしないで済むのであれば、誰だって残りたくはない。
それをなぜ、そんな風に言えるのか。
田之上
百合
百合
百合
花音
その場には花音と苛立ちしか残らなかった。
花音
机の上を見ると、白く細い手が、小さく千切った紙切れを机の上に差し出していた。
逸美
花音
逸美
逸美
逸美
逸美
花音
逸美
花音
逸美
逸美
逸美
花音
花音
逸美
逸美
逸美
その紙切れにはURLらしきものが記入されていた。
花音
逸美
逸美
逸美
花音
花音
花音
逸美
彼女はそう言い残すと、立ち去ってしまった。
花音
誰も答えてはくれない。
でも、限界だった。
花音
半信半疑のままキーボードを叩くと、課長の名と同期の名をフォーラムに書き込んだ。
この時はまだ半信半疑だった。
まさか、あんなことになるなんて。
フォームには無機質なメッセージだけが表示されていた。
【盟約完了】と――。
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