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短編夢小説

5 - 少女と少年達 (1)

♥

48

2022年02月12日

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少女と少年達

出会いは突然

別れも突然

人生って面白いものね

今だってすごく面白い事が起きたの

××

○○ちゃん...なんであんな事したの、?

この子は××ちゃん

私が東卍のみんなに出会う前引っ越してしまった幼なじみの女の子なんだって

可愛らしくて性格もいい

そうみんなが言ってたから仲良くしようとしたのに

マイキー

流石にこれは見逃せねぇ、

ドラケン

女に手ぇあげんのはちげーだろ

場地

お前...そんな奴だったのか?

千冬

...○○さん、

三ツ谷

...

あの子が意味のわからないことを言い出してこんな風にみんなが私を責めてる

××

ヒクッ...仲良くしたかっただけなのに、

本当に人生って何があるか分からない

それが面白いんだけど

○○

私、貴方に手を挙げた記憶がないんだけど

○○

嘘つくの辞めてもらえる?

でも、こうゆうのは面白くないわ

だから、ちゃんと言ってあげたの

でも

××

嘘つきなのは○○ちゃんでしょっ!

××

私が気に食わないからって...うぅ

マイキー

...お前何が目的なの?

嘘泣きをしてみんなに助けて貰ってる

○○

...

男の子って馬鹿なのかしら

こんなの嘘泣きに決まってるのにね

○○

私あんたみたいな女、だーいきらい

お母さんが言ってたの、嫌なことする人にはちゃんと自分の気持ちを伝えなさいって

ま、その事を教えてくれたお母さんもお空へ行ってしまったんだけど

千冬

あんたっ...!!

マイキー

もういい、

マイキー

俺らの前から消えろ

ドラケン

もう二度とつら見せんなよ

だけど、みんなには伝わらなかったみたい

結局私は仲間ハズレにされたの

ま、別にこれも運命なんだから仕方ないよね

噂が広まるって怖いのね

○○

...

翌日学校へ言ったら私の机がとっても汚くなってたの

周りのみんなはくすくす笑ってるだけ

これをきっといじめと呼ぶのだろう

場地

...自業自得だな

当然前まで仲が良かった人も私を軽蔑した目で見てくる

先生

...早く座ってくださいね、

それから先生も見て見ぬふり

私は昔からお母さん以外の大人が大っ嫌い

だって、大人って醜いもの

この先生みたいにね

だから私は大人にはなりたくない

体育の授業

私は体育の授業は楽しいから好きだった

でも今は何も楽しくないの

××

クスッ

みんな私を仲間外れにするから、

1人でボールを触ってるだけ

○○

...楽しくない

人生って面白いよね

辛いことや楽しいこと、

色んなことを体験出来る

でも私はもう体験し過ぎた

だから、心が痛いの

○○

人はいつ死ぬか分からない

○○

長生きするかもしれないし

○○

すぐに死んでしまうかもしれない

きっと生まれた時から死ぬ時は決まってる

でも、そんなのつまらないでしょう?

○○

だから、私の死は私が決める

私は柵に手を掛けた

ガチャンっ!

でもそれは扉の音によって阻止された

マイキー

○○っ!

ドラケン

待ってくれ!!!

どうやらみんなが慌ててきたみたい

今更どうしたの?

そう言いたかったけど今の私はみんなの方を見れないわ

千冬

××さんから本当の事を聞いたんですっ...!

場地

本当に悪かった...

...へぇ

なーんだ、××ちゃんって案外面白くないのね

マイキー

○○、

三ツ谷

話してくれないか...?

それよりさ、

○○

そんなつまらない話より

○○

私のお話を聞かない?

千冬

お話...?

○○

“少女と少年達”のお話

○○

ある狭い世界に一人の少女と、少年達が居ました

○○

その少女と少年達はとても仲が良かった

○○

少女は

○○

楽しさ、悲しさ、怒り、

○○

色々な感情を体験しました

○○

ところがある日

○○

女の子があらわれました

○○

その女の子は可愛らしくて性格もいい少年達の幼なじみでした

○○

だから少女も仲良くしようとしました

○○

けれど女の子はその少女の事を貶めました

○○

当然少年達もその女の子を信じます

○○

少女は少年達からも、学校からも仲間外れにされました

○○

その日から少女は辛い事しか体験出来なくなりました

三ツ谷

っ...

○○

少女は...

○○

醜い大人になりたくない

○○

子供の頃からずっとそう思ってた

○○

だからその少女は

○○

少女のまま死ぬことにしました

私はそう言ってさっき登れなかった柵の上に登りました

マイキー

○○!!

○○

このお話はここでおしまいです

ドラケン

悪かった...!頼む!そこから離れてくれ!

○○

人生は面白い

○○

でも今の私の人生は面白くない

○○

だから、私は少女のままでこの世から去る

千冬

○○さ、ん!

私はあのような大人になりたくない

大人にならなければいけないのならば今ここで少女のまま飛び立とう

○○

あ、そうだ

少し言い残したのがあるの

○○

さっきのお話の中に、

○○

少し嘘を入れてしまいました

三ツ谷

嘘...?

○○

辛いって言ったけど

○○

本当は辛くなかった

○○

だって人生は楽しいもの

そう、人生は楽しい

だから何も辛くないのです

○○

私の人生はここで終了。

そう言って私は

空へ向かって飛んだ

この作品はいかがでしたか?

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コメント

2

ユーザー

最高です😭こんなに良い物語を考える事が出来るなんて凄すぎます!!

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