これは風が吹いたら3の続きです
まだ読んでいない人はそっちを先に読んでください!
注意は1にぜーんぶ書いてます!
それではどうぞデス!
実際に話してると思って読んで☆
マフ
彩香
マフ
彩香
マフ
彩香
動こうとしたら腕に痛みが走った
昨日穴なんか掘ったから筋肉痛みたいだ。
ったく…力仕事を女にやらせやがって…
彩香
マフ
リビングにマフと一緒に向かう
こういうの…久しぶりだなぁ
母
母
母
彩香
マフ
母
母
お母さんが私の前に朝ごはんを置く
ベーコンの香ばしい匂いが鼻をくすぐる。
なぜか、お母さんの料理が
とっても美味しそうにみえる
こうやって料理をマジマジ見るのも
久しぶりだ…
マフ
マフへのご飯は当然だけど
ない
幽霊でも、お腹減るのかな?
彩香
母
母
母
彩香
彩香
彩香
母
母
彩香
マフ
気づいてはいたけど
お母さんはマフが見えていない
お母さんも私と同じくらい
マフを亡くして悲しんでいるのに
みえない
会えない
ここにいるのに…
私だったら…
いや…だな…
お母さんに気づかれないように
マフにベーコンを差し出す
マフは鼻をクンクンさせて
匂いを嗅ぐが…
彩香
母
彩香
マフは私から離れて食べようとしなかった
思わず声を上げてしまい
お母さんから変な目で見られてしまった
……にしても
マフ…お腹減らないの…?
☆7時30分☆
彩香
かなめ
かなめ
彩香
かなめ
彩香
彩香
かなめ
彩香
彩香
マフ
彩香
思わず椅子を蹴っ飛ばしてしまう
彩香
かなめ
マフ
彩香
彩香
かなめ
かなめ
かなめ
マフは悪戯っ子のように
黒い目をクリクリさせて
「ついてこい」というように
はしりだした
彩香
マフの後を追いかける
マフはまっすぐ隣のクラスの教室へと
入っていった
彩香
彩香
彩香
隣のクラスの人
彩香
彩香
そこで気づく
マフは幽霊だった
途端にまわりの視線が痛くなる
変なやつと捉えられたであろう
ケイ
彩香
ケイ
彩香
そうだった
こいつ…ここのクラスだった
マフはケイの腕の中で
ヘッ…ヘッ…と息をする
隣のクラスの人
ケイ
彩香
彩香
ケイ
彩香
ケイ
面倒臭がるケイの服を引っ張って
人気のないところに行き
マフをうけとる
ケイ
彩香
彩香
ケイ
ケイ
ケイ
彩香
彩香
ケイ
マジか…
ホント、変人扱い受けるじゃんそれ…!!
ケイ
彩香
彩香
マフ
ケイ
ケイ
彩香
彩香
マフ
キーンコーンカーンコーン
彩香
彩香
彩香
マフ
私とマフは
ケイをそこにおいて
教室に戻った
☆4時15分☆
今日全ての授業が終わった
はぁ……
マフは休み時間のたびに猛ダッシュで
ケイのいるクラスに飛び込む
その度にケイに連れてきてもらっているのだが…
完璧に変人だ
授業中は静かなのに…
彩香
マフ
彩香
マフ
マフはその場からうごこうとしなかった
彩香
かなめ
彩香
彩香
かなめ
かなめ
かなめ
やはり
かなめも私が変だと言いたいみたいだ
確かに変だけど…
流石にこたえるなぁ…
彩香
彩香
かなめ
かなめ
かなめ…
優しい…
彩香
かなめの勘違いに
頷くのに少し躊躇したが
ここでマフの幽霊の話を
もって行ったら
かなめは私の頭の心配を
するであろう…
かなめ
かなめ
彩香
彩香
かなめが出て行く
それと入れ替わりに
男が入ってきた
彩香
ケイ
ケイ
彩香
ケイ
ケイ
彩香
ケイ
ケイ
彩香
彩香
彩香
ケイ
ケイ
ケイ
彩香
彩香
彩香
ケイ
彩香
ケイ
彩香
ケイ
彩香
彩香
彩香
ケイ
ケイ
ケイ
ケイ
彩香
彩香
彩香
ケイ
彩香
ケイ
ケイ
彩香
彩香
ケイ
ケイ
彩香
彩香
ケイ
ケイ
彩香
彩香
彩香
マフ
彩香
マフ
マフを撫でる
マフは気持ちよさそうに目を瞑る
ケイ
ケイ
彩香
彩香
ケイ
ケイ
ケイ
彩香
ケイ
ケイ
ケイ
彩香
ケイ
ケイ
ケイ
マフ
ケイ
彩香
ケイ
彩香
彩香
ケイ
ケイ
ケイ
ケイ
ケイ
ケイ
ケイ
ケイ
ケイ
マフ
彩香
ケイ
彩香
彩香
彩香
彩香
マフ
マフは話が分かったのか
半透明の身体を
さらに薄くしていって
消えた
彩香
ケイ
ケイ
彩香