音駒の主将さん

俺は昔から少し変わってた

肌は小さい時病弱だったから白くて 髪は両親は黒なのに俺だけ灰色だった

多分それが理由で両親に よく暴力を振られてた 俺はそれが普通になってって "無痛症"になった 無痛症は普通感じる痛みを感じない それもまた気味悪がられた

中学に入ってクラスのヤツに いじめられた 暴力は痛みを 感じないから別に良かった ただ、心は生きてたから暴言が すごく痛かった 毎日家でも学校でも暴言吐かれて 何でも俺のせいにされて犯されかけて ただただ周りが怖くなって 笑えなくなった

高校に入っていじめっ子と離れても 虐待は続くし周りは信じれない 笑うなんてもっての外でさ。

限界なんかとっくに超えてて 「消えたいしにたい」って毎日思った だから何度も自殺しようとした

でも、大地が。旭が。 俺の事何回も止めるんだ 泣いて怒って必死に止めるんだ 最後の方なんか 俺と一緒に飛ぼうとしてさ コイツらなら信じられるかもしれない って思った。 だから話した、でもバレー部全員に 言うのは怖くて無理だった

フラッシュバック その時の事を急に思い出したりする事

スガさんが話してる時の保健室

俺は小5でうつ病、パニック障害に なった。理由はそん時のいじめ

母さんは俺を気づかって よく話しかけてくれたりした。 でも俺にとってそれはプレッシャーで ストレスになってった 嫌で嫌ででも俺の為にやってくれてる だからなかなか言い返せなくて 病状は悪化した その後何回か話して母さん泣かしたり 衝突も多かった

中1後半になって母さんが死んだ 原因は過労死 葬式の後父さんに言われた 「母さんはお前が 殺したようなもんだ人殺し」 その時自覚した

"俺が母さんを殺したんだ" "俺のせいで母さんは死んだ"

そうしたらもう頭の中ごっちゃに なって泣き叫ぶしか出来なかった それから父さんは俺に よく暴力を振るうようになった 当然だ、妻を殺されたんだから

高校に入っても暴力は続いてて でも自分のせいだから助けも呼べない そしたら病状はどんどん悪化して 幻覚幻聴が出てきた

んで、死ねばいいって言うのに 納得して飛び降りようとした