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主
主
西の国のとある村
中央の国の魔法学校に入学することが決まった日 俺らの村は歓喜に包まれて、年に一回の祭りの日よりも騒がしくなった 木には花が付いて、楽しげな音楽が流れて、出店が出て 今まで見たことがないくらい村は輝いていた
なつ
こさめ
なつ
これだけの人に祝われて嬉しくないはずがない
モブ1
モブ2
モブ3
真新しい制服を着て、村長への挨拶も済ませて あとは迎えの馬車に乗って行くだけの俺たちを、村中が見送ってくれた
それもそのはず、中央以外の国から平民が魔法学校に選出されたことは ここ数十年なかった話 それが今年、西の国の、端の方の、小さな村から二人も選ばれた
こさめ
なつ
こさめ
なつ
魔法学校にいるのは、貴族や王族、平民と言っても中央の豪商くらい こんなど田舎の一般人と友達になりたいなんていう物好きはいないだろう
なつ
こさめ
なつ
こさめ
なつ
御者
こさなつ
馬車を引くペガサスが翼を広げて飛び立った
東の国の王宮で
すち
みこと
すち
いつもは自分を起こす側の主人が今日は全然起きない 俺でさえ、この日は頑張って起きたのに…まだ眠いのに…
すち
みこと
すち
みこと
すち
すち
みこと
すち
主人の着替えを見るわけにもいかず、部屋の外で待機する ご機嫌な鼻歌と共に、ガサガサと身支度を整える音が聞こえた
みこと様は変わっておられる 王族のクセに、最低限の仕事はご自分でなされるし 自分のような護衛にも分け隔てなく接する
みこと
しばらくして、部屋から出てきたみこと様を見て驚いた だって、
すち
みこと
みこと
すち
みこと
すち
みこと
すち
みこと
先ほどまで嬉しそうにしていた主人の声が一気に低くなった
すち
みこと
すち
みこと
すち
慣れるのには、しばらく時間がかかりそうだ…
中央の国 魔法学校
すち
みこと
すち
すち
きゃー!!
モブ
モブ2
モブ3
チラリとモブが見ている方向に視線を向けると 他の貴族と話しているいるまちゃんが見えた
相変わらず作ったような笑顔と冷めた視線を仲間に向けている
すち
みこと
みこと
すち
すち
すち
みこと
すち
みこと
すち
みこと様に手を引かれて流れるような人の波の中に加わる
いるま
下級貴族
いるま
上流貴族
いるま
全く何の生産性も無い貴族どもの会話なんて聞いていてあくびを噛み殺すのに必死だった だから、さっき側を走り去っていった知り合いを追いかけた
いるま
すち
すち
いるま
すち
みこと
すちと話していると、その手を引いていた男もこちらを振り向いた 髪の色が少し暗い金髪の、貴族の男
いるま
すちといるっていうことは上級貴族か? しかし、それにしても…こんな馴れ馴れしくしてくる奴、東の国にいたか? しかも、同年代…
そもそも、社交界などでも地位や権力にしか目が無いような人間が多いから、 情報収集以外の理由で話すこともあまり無いし すちは、そういう感じがしないからよく連むけれど
他に一人思い至るのは、東の国の第一皇子の…
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・
いるま
みこと
いるま
すち
みこと
いるま
みこと
いるま
すち
いるま
いるま
いるま
すち
いるま
みこと
いるま
本心では勘弁してもらいたい 階級の差もあるが、そもそも学び舎で馴れ合うつもりはない
でも、 多分、この二人みたいな"上級貴族"と共にいれば牽制になって 周囲も自分に下手に寄ってくることは少なくなるはず
そうすれば、俺ももっと…
いるま
いるま
みこと
すち
いるま
いるま
すち
みこと
みこと
すち
いるま
すち
みこと
みこと
その声で周りを見たら、もうほとんど生徒はいなくなっていた 俺らもすぐに大講堂に向かって走り始めた
これは教会ではなくて講堂ってことにしてください はい(((
すち
みこと
ざわざわ…
ざわざわ…
モブ1
モブ2
モブ
モブ3
すち
いるま
みこと
階級別に並べられた新入生の、襟が一本線の列の中 白い石が首元に光っているところに二箇所 黄緑色の石が光っていた
なつ
こさめ
すち
みこと
いるま
LAN
いるま
下手すると王族のみことよりもランクは高そうだ
いるま
司会
司会
式は面倒臭いのとタップ数が多いので端折ります
司会
みこと
いるま
すち
みこと
いるま
すち
いるま
いるま
主
主
主
主
主