主
主
【⠀君の声が聞きたくて 】
第二章 program1 私のことを忘れた君
ゆゆ
ゆゆ
心配そうに、私の顔色を見てくる
ゆゆ
みすず
私は人生初めて!って言うぐらい 大きなため息をついた
私は今だに理解が追いつかない…… どこから、どう見たって 私が知ってるかける 「古屋 かける」だ
なのに…
かける
なぁーんて言われて クラスの皆から大爆笑された
みすず
ゆゆ
ゆゆ
みすず
さっきのため息より、小さいため息をついた
ゆゆ
最悪だ… 悲しいと言うよりも、なんなのこいつって思う怒りの方が強い。
ゆゆ
だって! 私は、かけるに会えて すっっごく嬉しかったのに あんなこと言うなんて最低!!
ゆゆ
みすず
みすず
ゆゆ
ゆゆ
ゆゆ
みすず
ゆゆ
みすず
みすず
あいつ(かける)のせいで ゆゆを困らせてしまった… よっし!切り替えていこ!
もう、あんな奴 ほっとこ……!!
ゆう
後ろから声が聞こえた
ゆゆ
みすず
ゆう
ゆゆ
ゆゆ
ゆう
ゆうがイタズラっぽく笑う 川西 ゆうも中学の時に知り合った
ゆうは、ゆゆのことを中2の時から 好きで、現在片思い中。
ゆゆ
ゆゆ
ゆう
ゆう
ゆう
ゆゆ
みすず
みすず
みすず
みすず
そして、私は軽くはぁ、 っとため息をついた
ゆゆ
ゆゆ
ゆゆ
ゆう
ゆゆ
みすず
みすず
こーゆう時に限って 2人は同じことを揃えて言った
ゆゆ
ゆう
みすず
みすず
ゆゆ
ゆう
私は呆れた顔で 6年前の出来事を話した
第二章 program1 私のことを忘れた君の声 [完]