テラーノベル
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おひさしぶりです 。
チャットノベル使うのかなり久しぶりだなあ
では 、本編へ 。
なんで素直に自分の気持ちを伝えられないんだろう
なんで私ばかり辛い目に遭うんだろう
どうして 、 ?
菊池 美羽《きくち みう》
いくらそう嘆いても
いくらそう叫んでも
私の大事な人は足を止めてくれなかった
菊池 美羽《きくち みう》
母親
リビングからわざわざそう叫ぶ お母さんの声に苛立って 『今行く ー!』と力強く返した 。
菊池 美羽《きくち みう》
枕横の携帯を手に取って 、黙々と操作する 。
『おはよ 。今日も一緒に行こうぜ 』 その1件の〝彼氏〟からのメッセージ に 、 嬉しい とか そういう気持ちはなかった
菊池 美羽《きくち みう》
ほんと 、最近口数減ってきたような気がしている 。
リビングで小説の本を読んでいる母は リビングまで降りてきた私に気付いた 。
母親
菊池 美羽《きくち みう》
今日の朝ごはんはいつもと変わらず 食パンだった 。
母親
菊池 美羽《きくち みう》
母親
菊池 美羽《きくち みう》
母親
目を輝かせながら目の前の席に腰をおろして 朝ごはんを食べる私を見つめてきた
菊池 美羽《きくち みう》
壁の時計を見れば家を出る直前の時間で 通学カバンを肩にかけて 『いってきます』と家を出た
菊池 美羽《きくち みう》
通学路に出た途端 、ため息が出た。
芹田 海《せりた うみ》
菊池 美羽《きくち みう》
後ろから肩を叩かれて振り返ると親友の芹田 海がいた 。
芹田 海《せりた うみ》
私の顔を覗き込んできて
菊池 美羽《きくち みう》
首を少し傾げながら聞いた 。
芹田 海《せりた うみ》
菊池 美羽《きくち みう》
驚いて 、思わず大きい声を出してしまった
彼氏の事で悩んでる事がバレた。
菊池 美羽《きくち みう》
芹田 海《せりた うみ》
海はヘラヘラと笑って真横で歩いている。
芹田 海《せりた うみ》
菊池 美羽《きくち みう》
私は うは 、と笑いながら人差し指を 自分の口に軽く当ててみせた。
芹田 海《せりた うみ》
菊池 美羽《きくち みう》
学校まで海とふざけて笑い合った
宮部 凛《みやべ りん》
菊池 美羽《きくち みう》
宮部 凛《みやべ りん》
菊池 美羽《きくち みう》
少しの間 お互いに気まずい空間が流れていた
芹田 海《せりた うみ》
気遣うように海はせっせと歩いて学校の中へ入って行った
宮部 凛《みやべ りん》
菊池 美羽《きくち みう》
凛は私の手首を軽く掴んで 引きずるように私を連れて行った
宮部 凛《みやべ りん》
菊池 美羽《きくち みう》
3組と 7組はかなりの距離があり 下駄箱で私たちは別れた 。
『またな』なんて言ってたけど その〝また〟 は2度と訪れなかった
芹田 海《せりた うみ》
菊池 美羽《きくち みう》
高野 夏芽《たかの なつめ》
思いっきり抱きつかれる感覚があって 見てみると夏芽がいた 。
菊池 美羽《きくち みう》
ふふ 、と微笑んでみせると 『おはよ 、今日少し遅かったね』と少し心配してくれていた
菊池 美羽《きくち みう》
高野 夏芽《たかの なつめ》
菊池 美羽《きくち みう》
芹田 海《せりた うみ》
菊池 美羽《きくち みう》
凛との出来事について話した
<ある日の夕方>
菊池 美羽《きくち みう》
宮部 凛《みやべ りん》
菊池 美羽《きくち みう》
宮部 凛《みやべ りん》
菊池 美羽《きくち みう》
無理に問い詰めても良いことなんてない 。
菊池 美羽《きくち みう》
ウソをついて 、無理やり口角を上げた
宮部 凛《みやべ りん》
菊池 美羽《きくち みう》
菊池 美羽《きくち みう》
高野 夏芽《たかの なつめ》
芹田 海《せりた うみ》
菊池 美羽《きくち みう》
ウソだ 、平気なわけがない 。 自分にそう言いたくなる 。
菊池 美羽《きくち みう》
芹田 海《せりた うみ》
菊池 美羽《きくち みう》
高野 夏芽《たかの なつめ》
私はわかっていた 。 凛とお祭りに行く他の相手を 。
コメント
5件
わぁお、 恋愛ですか。 相手が誰か気になりますね🙄 こういう恋人って多いよねー、 冷めてきたとか。