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ニライカナイ@日帝・日本推し
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コメント
1件
かわいいぃぃぃぃぃぃ♡♡♡ 失敗続きで泣いちゃうパラオくん…ッッッ!( ˘ὢ˘ ) それを全部せずに手を添えるだけの日帝も本当に喋らないけど優しいって事が伝わってきます…。
⚠ATTENTION⚠
・パラオ+日帝 ・腐向けのつもりで書いてません ・センシティブなし ・なんでも許せる方向け
⚠️戦争賛美、政治的な意図、政治思想、思想的な主張は決してございませんのでご了承ください ⚠️史実とは一切関係ありません ⚠️史実ネタでもございません ⚠️すべて、私の妄想です
では、どうぞ⬇
昼下がりの台所は、外の陽射しをやわらかく取り込んでいた。
窓から入る風が、かすかに布を揺らし、静かな時間を運んでくる。
その中で、小さな足音がぱたぱたと響いた。
パラオ
勢いよく駆け込んできたパラオは、きらきらした目で日帝を見上げる。
パラオ
言い切るように、そう言った。
日帝は一瞬だけ手を止める。
それから、パラオの方へ視線を落とした。
日帝
パラオ
迷いのない声だった。
少しの間、沈黙が落ちる。 日帝はパラオを見たまま、何かを測るようにしている。
その視線を、パラオはじっと受け止めていた。
やがて――
日帝
短く、許可が下りる。
パラオ
ぱっと顔を輝かせ、パラオはその場でぴょんと跳ねた。
それからすぐに台に駆け寄り、並べられた材料を興味深そうに見つめる。
パラオ
指をさしながら、次々に問いかける。
日帝はその横で、静かに準備を続けていた。
日帝
必要最低限の返事だけが返る。
それでもパラオは満足そうにうなずき、「そっかあ」と笑った。
最初は、順調だった。
パラオ
ぎこちない手つきで包丁を握る。
日帝が、後ろからそっと手を添えた。
日帝
短く、それだけ。
パラオ
教えられた通りに動かしてみる。 少し不格好ながらも、なんとか切れていく。
パラオ
嬉しそうな声が上がる。
だが、それも長くは続かなかった。
パラオ
手元が滑る。 切ろうとしていたものが、ころんと転がり落ちた。
パラオ
慌てて拾おうとして、今度は別のものにぶつかる。
器が揺れて、中身がこぼれた。
パラオ
焦った声が重なる。 動けば動くほど、うまくいかない。
さっきまでの楽しさが、少しずつ崩れていく。
日帝は、すぐには手を出さなかった。 ただ、その様子を見ている。
無関心ではない。 だが、奪い取ることもしない。
パラオは、なんとかしようと手を動かし続ける。
けれど――
パラオ
ぽつりと、声がこぼれた。
手が止まる。 うつむいたまま、小さく震える。
パラオ
その声は、さっきまでとは別人のように弱かった。
ぐっと唇を噛みしめる。 けれど、こらえきれなかった。
パラオ
ぽろ、と涙が落ちる。
それを見ても、日帝は慌てなかった。
静かに、一歩だけ近づく。
そして、パラオの手をそっと取った。 包丁を持つその手に、自分の手を重ねる。
日帝
それだけ言う。 力を貸しすぎず、支えるだけの手つき。
ゆっくりと動かす。
急がない。 焦らせない。
パラオは、涙で滲んだ視界のまま、その動きを感じていた。
日帝
低い声が、もう一度落ちる。
短い言葉だった。 けれど、それだけで十分だった。
少しずつ、呼吸が落ち着いていく。
手の震えが、収まっていく。
パラオ
小さく、うなずいた。
それからは、さっきよりもゆっくりと。 一つひとつ、確かめるように動かしていく。
失敗は、まだある。 けれど、さっきのように崩れることはなかった。
日帝は、必要なときだけ手を添える。
それ以外は、ただ見守っていた。
やがて――
パラオ
ぽつりと、声が落ちた。
完成したそれを、パラオはじっと見つめる。
さっきまでのぐちゃぐちゃとは違う、形になった料理。
パラオ
今度は、はっきりとした声だった。
顔を上げる。
目はまだ少し赤いが、そこには確かな喜びがあった。
パラオ
振り返って、日帝を見る。
日帝は、それを一瞥した。
日帝
短く、うなずく。 それだけだった。
けれどパラオは、それで十分だった。
パラオ
すぐに笑顔に戻る。
さっきの涙が嘘のように、明るい声だった。
席に座り、ひとくち食べる。
パラオ
ぱっと顔を輝かせる。
パラオ
期待するように見上げる。
日帝は少しだけ間を置いてから、同じものを口にした。
味わうように、ゆっくりと。
日帝
短く、肯定する。
パラオ
満足そうに笑うパラオ。
台所には、まだ少し散らかったままの痕跡が残っている。
けれどそれも、今はどこか穏やかだった。
外では、変わらず風が吹いている。
静かな空気の中に、ひとつだけ増えたものがあった。
――できた、という小さな自信と。 それを、そばで見ていた存在。
それだけで、この時間は十分だった。
⚠リクエストは締め切りました
うわぁぁぁ!!!ごめんなさい!!!
公開したのになぜか非公開になってました…( `ᾥ´ )
これで見れるはずです…
では、閲覧ありがとうございました!