この話は前回の『どれだけ話しかけても。』の続きです。
前回の話を見てからの閲覧をおすすめします。
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苦しむらんを眺めて心を痛めることしか出来ない自分が不甲斐ない
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俺はずっと片想いしていたらんの家へ向かう。
いつからだろ。らんが可笑しくなってったの。
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そんな時、一通の電話がなった。
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ただ一言だけ。告げられたまま電話は切れた。
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らんがこちらを見てにこやかに笑った。
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違う。なつが自ら自殺した訳じゃない。
らんが精神逃亡して殺してしまったんだ。
それをらんに伝えたらきっとさらに癇癪を起こして危ない方向に進むだろう。
俺はそっとらんを抱き締めていた手に力を込めた。
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らんがいつもの様子と違う笑顔で俺に問いかけた。
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らんが一瞬目を見開いた気がした。
俺は死を覚悟して目を瞑った
だがいつまで待ってもらんが握っている刃が俺の首へ当たることはなくて。
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らんは俺にキスをして自分の首を切った。
あーあ、w
もう
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解説 通話時の桃の状態が危ないと察した紫は桃の自宅へ向かう。 終始精神状態が安定しない桃 そんな桃を宥める紫もついに限界を感じてしまう。 遂には一緒に死ぬ事を願われる紫。 死ぬ事を決意し、目を閉じた紫を見た桃は我に返る 自分がしようとした事、恋人が死んだ経緯について改まり 今までサポートしてくれた紫にキスをして 桃は新しい愛しの人の前で命を落とした。 それをずっと近くで見ていた赤は複雑な気持ちのまま成仏した。
好評につき、続編だしてみました! 期待してたものを下回ってましたらごめんなさい 次回作も見ていただけたら幸いです…!
コメント
11件
上の世界で桃と赤が出会う話とかその後の紫の様子とかも見てみたい…
ほんとにやばい つらい... こーゆーの好きすぎる... ほんとに最高だで...
うわぁぁ 、 感動すぎてやばいね泣きそう もう来世みんな幸せになってほしい