らっだぁ短編＆長編集1 リクエストあり 我々だ、日常組、ら民 OK

匿名監察記録資料

第拾陸話

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匿名「…こんにちは」

この人と俺が親友？

なわけないだろ

コイツも記憶を 無くされたってこと？

へぇ…俺って 化け物と親友だったんだ

まぁそりゃ仲間も化け物だし…

ただ疑問なことだけど

なんで俺って化け物と 仲良くしてるんだろう…？

人間なら誰でも怖がるし…

ただの能力者じゃなくて 化け物だからね…

そういや俺も化け物か

半人間だからね…

自分のことなのに まったく分からない自分が もう訳分からないよ

境「…お前って俺担当な訳？」

匿名「まぁ、貴方に近づいた研究員はほとんどが殺されてますからね…」

境「…俺そんな殺した？」

匿名「はい5人は」

境「…だから一番利用されてんの？」

匿名「えぇ…まぁ」

……

境「お前日常国って知ってる？」

匿名「…日常国？」

匿名「……いえ知りませんよ、」

境「じゃあお前は用済みだ」

ｷ______________________ﾝ

境「いつもはここまでだった」

匿名「なｯ」

匿名「あ゛が゛」

匿名「やめ、ろ゛ぁ゛」

境「やめねぇよ」

いやだ

ここで生き残っても

終了処分にされる

どうせなら死ぬか？

もう嫌だ

境「さようなら」

こんなのが親友かよ

そのまま俺は意識を飛ばす

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やばい緊急事態だ

らっだぁさんが死ぬかもしれない

それにぺいんとさんに

脱出する気だあの人

今脱出してしまえば 不準備だし捕まりでもしたら 能力を奪われる！

早く記録者の元へ行かないと

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見つけた

境「は？！あ゛が」

良かった

気づかれなくて良かった

博士「そこの記録者さん、このSCPを人型収容監禁施設に入れてください」

「は、はい…」

次はらっだぁさん

俺が止めないとらっだぁさんが 死んじゃう、殺される

実験の時間が早まってしまう

いやその前に

彼に殺されたかも

それだけは辞めてください

らっだぁさん

貴方は生なきゃいけない

死んだなど許しませんからね

生きていてください

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匿名監察記録資料

第拾陸話

終