あぁ、落ち着くてだなぁ
俺が振り向いた先には、
RI❤
RI❤
さとめくんっ?!
さとめ
動くな……
RI❤
……え?
さとめ
もうちょっとだけこんままでいさせろ
先輩
おい、お前離れろよ!
先輩
ピンク頭……じゃねぇよな?
さとめ
ええ、俺はさとめです
さとめ
てか、こいつそのピンク頭のでも先輩のでもないですから
先輩
は?
さとめ
こいつは俺のです
RI❤
はぁ?!違うよ!
Sa💗
おい!さとめ!
Sa💗
なんてことしてやがる!
さとめ
さとめ
えー、もう来たの
さとめ
じゃ、またね、❤
やめてよ、さとめくん
そうゆーことするから、俺の気持ちが分かんなくなんじゃん
Sa💗
……❤、帰ろ
RI❤
……っうん、
❤がまだあいつに心惹かれてるのなんて、すぐわかる
でもあいにく、俺はもう諦めねぇ
あの時❤と誓ったのは、嘘じゃないって信じたいから
決着はつけてみせる
Sa💗
なぁ、❤
RI❤
……え?
Sa💗
俺さ、今度剣道部の県試合あんじゃん?
Sa💗
だから──────
Sa💗
Sa💗
見に来てくんねぇ?
RI❤
もちろん!
RI❤
(💗くんの試合見るの久しぶりだ!嬉しい!)
RI❤
楽しみにしてるね!
Sa💗
あのさ、そこで俺が表彰されたら、俺の事だけ見て
RI❤
……どういうこと?
Sa💗
さとめもその大会でんだよ
Sa💗
だから、絶対勝つから、俺だけ見てろ
Sa💗
その……/////
Sa💗
Sa💗
お前のこと一番好きなのは、俺だから
RI❤
……っさい/////
Sa💗
ん?
RI❤
うるさい/////
RI❤
そんなの知ってんよ、ばーか
わしゃわしゃ
Sa💗
(いつからそんな可愛くなったんだよ、ったく…w)
RI❤
わぁー!髪の毛ボサボサになる!
RI❤
やめてー!
Sa💗
やなこったw
神様、
俺はあんまり神頼みはしないようにしてるけど、
❤といつまでもこうやって居られますように
他に何もいらないから。