/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
ドサッ
息絶えたふっかを部屋まで運びこんだ
佐久間
（ふっかはもういない）
佐久間
（今夜から俺は1人で…）
佐久間
うっ、、げほっ！げほ！
宮舘
佐久間！大丈夫？
佐久間
ごめん…大丈夫…
向井
みんな部屋戻りましょか…
向井
もうすぐ12時になる…
阿部
うん、、じゃあ…
阿部
おやすみ
宮舘
おやすみなさい…
渡辺
おやすみ
佐久間
みんなおやすみ…
12時
俺はいつも阿部ちゃんと話している本がたくさんある部屋にきた
手には包丁
今夜誰を襲撃するかは決めていた
ただ…
佐久間
無理だよっｸﾞｽ
佐久間
なんで俺がこんなことしなきゃなんないんだよ…！！
深澤
《佐久間…俺の分まで頑張って…》
あの時のふっかの顔と言葉を思い出す
佐久間
やるしかない…
佐久間
俺がやらなきゃみんな死ぬんだ…
俺は行き先を決め包丁を持ち直し、その部屋を後にした
12時30分
宮舘
（俺はリモコンを手に取りテレビに向かって翔太の部屋番号を入力した）
宮舘
あと5人…
宮舘
人狼は恐らくあと1人…
宮舘
誰だ…
ガチャ
宮舘
ﾋﾞｸｯ!!
宮舘
（あぁ…今夜死ぬのは俺か…）
すると虚ろな目をした佐久間が包丁をもって部屋の中へ入ってきた
宮舘
佐久間だったんだ…人狼…
佐久間
うん…ごめん…
宮舘
ううん仕方がないよ…
宮舘
ここまで人数が少なくなってきたんだ
宮舘
次死ぬのが自分かもとは思うよ
宮舘
もう1人の人狼はふっか…？
佐久間
うん…
宮舘
そうかやっぱり…
佐久間
…
宮舘
…
宮舘
佐久間…
宮舘
今までありがとう
佐久間
…ｸﾞｽ
宮舘
俺を殺らなきゃみんな死ぬだろ…？
宮舘
早くやってくれ…
佐久間
う、、、うわぁぁぁー！！
そのまま佐久間は俺にタックルするようにぶつかってきた。 それと同時にお腹に激しい痛みが生じた。
宮舘
うっ、、！
宮舘
はぁはぁ
佐久間
う、、うわぁぁぁ…！！
さらにもう一突き
宮舘
げほっ！
吐血してしまったみたいだ…
俺ももう死ぬな…
宮舘
みんな…いままで……ありがとう…
宮舘
俺もそっちに…
佐久間
う、、うぅｸﾞｽ
佐久間
りょうたあぁぁ…ｸﾞｽ
宮舘
（みんなに会えて本当によかった…。翔太…。）
宮舘
（頑張って生き残って…）
俺はそのまま息絶えた
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ