黒原 一輝
愛結…!?
紫華 愛結
へ…?
紫華 愛結
……
紫華 愛結
一輝…一輝…
紫華 愛結
ん…?
紫華 愛結
あっ…
紫華 愛結
ほんとに…?一輝…?
黒原 一輝
…嗚呼
紫華 愛結
ッ〜!
紫華 愛結
ギュゥゥゥッ
紫華 愛結
俺っ…心配した"んだか"ら"っ!!!!!ポロポロ
紫華 愛結
助けれなくて…ッごめんなさ"い"ッ!!!!
黒原 一輝
落ち着け、落ち着け
黒原 一輝
あの時俺が…抵抗してなかったのが悪いし…
黒原 祐未
何か…あったの…?
黒原 一輝
…簡単に話す
俺と愛結は幼なじみ
ずっと一緒に居た
ずっとこの日が続けばいいと思ってた
でもそれには難しい問題があった
愛結は耳が聴こえないのだ
愛結一つの声も…聴いたことがない
一回でも…愛結の声が聴きたかった
でも…悲劇は起こった
黒原 一輝
え…?(幼い頃)
急に目の前に怪しい人が現れた
そして…
ガシッ
黒原 一輝
ッ!?
俺の腕を掴んだのだ
俺はその時に分かった
嗚呼…誘拐だなって
周りには誰もいない
こうなるんだったら…せめて
愛結の声を聴いた後が良かったな…
そう思った時…
紫華 愛結
…!!(幼い頃)
愛結が来たのだ
黒原 一輝
来ないd(ドカッ
ゔっ、、
ゔっ、、
来ないで。 そう言おうとした
でも、誘拐犯に蹴られて言えなかった
誘拐犯が俺を連れて歩き出した
紫華 愛結
……
ごめんな、愛結
もっとお前と居たかった
そして…お前の声を…
紫華 愛結
いっ…
紫華 愛結
一輝ッッッ!!!
黒原 一輝
!!!
紫華 愛結
ポロポロ
行かないでっ…ポロポロ
行かないでっ…ポロポロ
黒原 一輝
ぁ…
俺は…愛結の声が…何より好きになった
愛結は俺にとって…大事な宝物だ___







