僕は不老不死なんだ
みんな歳をとるのに
僕は歳をとることがない
…化け物なんだ
僕はずっと一人
いつの間にか人間の感情を
忘れてしまった
だけど君と出会って…僕は
数年前
いつもの公園
僕は1人椅子に座りぼーっとしていた
緋色
心
後ろから声が聞こえて振り返った
緋色
心
緋色
心
緋色
心
心
緋色
心
君は袋からおにぎりを2つだし
僕の隣においていった
おにぎりを手に取る
緋色
毎日同じ事の繰り返し
こんな世界…
緋色
次の日
今日もまた君は来た
僕の隣に座り
今日あった出来事を話してきた
心
緋色
心
心
心
心
君は大粒の涙を流しうったえた
緋色
感情がわからない
だけど何故か胸が痛くなった
緋色
心
心
心
はしっていってしまった
それから1週間程がたった
彼女はあれいらい来ていない
何故かもやもやしていた…
緋色
僕は彼女が来るのを待った
緋色
心
心
心
心
僕の事…
緋色
心
自分でもびっくりする
何故か勝手に口が動いていた
緋色
緋色
緋色
緋色
緋色
彼女は黙り込む
緋色
心
心
感情をおしえる?
緋色
心
心
心
心
心
緋色
緋色
心
君はそういいわらう
心
緋色
その時手帳がおちた
緋色
彼女はその手帳を拾った
心
緋色
心
彼女はそういい微笑んだ
心
心
緋色
次の日
心
心
緋色
緋色
心
緋色
心
緋色
僕は彼女が持ってきたご飯を食べた
…もぐもぐ
緋色
緋色
まだ少し薄いけどご飯の味がした
緋色
緋色
何故か涙が零れた
彼女は頭を撫でてきた
心
彼女と絡むにつれ僕の心が動き出していた
緋色
心
緋色
心
濡れた顔をハンカチでふいてくれた
緋色
心
緋色
心
彼女はそういいにこってわらった
緋色
心
心
それから僕は彼女に感情というものを教えてもらったりして
1ヶ月ほどがたった
僕は
悲しい感情
色々教えて貰った
そして
僕はひとつ分かった
緋色
胸のもやもやは寂しかったから
僕は彼女のことが好きなんだ…
だけど…だめ
僕は不老不死
みんなのように年取って死ぬ訳でもない
胸が苦しくなった
緋色
涙が零れた
僕も…みんなと同じように死んでいきたい
幸せになって
一緒にとしとって
死んでいきたい…
緋色
最近彼女も来ない
緋色
不安がこみあげた
それからまた1ヶ月
まだ彼女はこない
緋色
不安になった僕は彼女を探した
そして見つけたんだ
入院している君を
緋色
心
緋色
点滴をつけ
頭や色んなところに包帯がまいてある
心
心
ほんとに事故ったの?
聞きたかった
だけど言葉に出来なかった…
緋色
僕はそう言って病室を出た
涙がこぼれる
これは…
僕はいまどうゆう感情をしてるんだろう…
心が痛くて胸が締めつけられる
僕は泣きながらいつもの場所へ帰って行った
それから僕は彼女に毎日のように会いに行った
入院していた彼女も
1ヶ月ほどで退院出来て
僕も安心していた
だけどいつからかな
彼女の体はどんどんぼろぼろになっていってた
あうたびどこか怪我していた
緋色
心
緋色
心
彼女はいつもそういい僕に笑いかける
だけどどこか悲しそうな目をしていた
次の日も
その次の日も
僕は彼女にそのことを聞けなかった
心
緋色
心
心
僕はきみをひきとめようとした
だけど…なぜか動かなかった
ただきみの背中を見ることしか出来なかった
それからまた1週間程がたった
僕の感情は心はどんどん戻っていった
だけど怒りと〝本当〝の悲しみを僕は知れていない
それからまた時が過ぎた
彼女はある時僕にこういった
心
涙を流しニコッとわらい
唐突のことで
僕は頭が困惑していた
緋色
心
彼女はそういい建物の屋上へ行く
緋色
ガチャ(屋上)
心
緋色
心
柵を乗り越える
緋色
緋色
心
緋色
心
死ねないのは分かってた
だけど何故かでてしまった
緋色
心
心
それでも
緋色
緋色
緋色
心
緋色
心
緋色
心
心
心
緋色
言葉が出なかった
そして
僕が声をあげようとしたとき
彼女は
緋色
策を乗り越え除く
心は血を流し倒れていた
まだ意思がある
緋色
僕は飛び降りた
心
心
緋色
緋色
いつもみたいに傷が塞がらない
緋色
心
心
心
血がダラダラ出てくる
意識が…
心
緋色
僕は不老不死じゃなくなった
人を愛したから?
感情を取り戻したから…
分かってた…なんとなく
どんどん傷が治らなくなってる事
…
緋色
緋色
緋色
心
心
心
心
緋色
心
僕を見て涙をぼろぼろ流す
心
心
心
心
心
手を繋ぎ寄り添いあった
緋色
心
僕らはそのまま目を閉じた
不老不死だった僕と
色が見えなかった君
僕らはお互いに恋をして
僕は感情を取り戻し不老不死じゃなくなった
そして君は大切なものをなくした時色を取り戻した
だけどもう…僕らはこの世にいない
心
緋色
僕らは雲ひとつない青い空へ
飛び立った
コメント
2件
自分で書いてても悲しくなりました…w読んでくれてありがとうm(_ _)m
悲しすぎます…。