走って、走って
ただ、ひたすらに走った
スピカ
大好きな弟の拒絶から
捕まる恐怖から
逃げたくて
スピカ
限界だった
もう走れない
慣れない山道を走った足は、ずきずきと痛んで
心は、不安と恐怖でぼろぼろ
そんな状況で
スピカ
死にたかった
全部忘れて、拒絶して
でも、死ねなかった
煌星病だから
スピカ
いくら自分で自分を傷付けようと
傷は瞬く間に治っていくばかり
なのに、あの人から付けられた死なない程度の傷からは、ずっと星屑が流れ出て
スピカ
きらきら、きらきら、無意味に明るく煌めく星屑は
ただただ、自分を縛り付ける汚い物にしか見えなくて
スピカ
怖かった
1人、薄暗い路地裏で、心細くて
……でも、そんな時だった
??
スピカ
貴方が、言ってくれた
??
ぼろぼろで、汚い自分に向かって
綺麗、となんども、なんども
その子は、まるで殴られたあとのように痛々しげで
傷が痛むはずなのに、ずっと、ずっと
??
そんな事を言って、離れようとしなかった
スピカ
スピカ
そう拒絶しようとしても
??
意味が、分からなかった
スピカ
そう問うと
??
貴方は、にこりと笑って
??
??
真っ直ぐな瞳で、さらりと言ってのけて
そんな、あの時のあの言葉に、声に
とても、安心して
??
??
そうだ…貴方の、名前は
スピカ
リティ
リティ
スピカ
スピカ
リティ
リティ
リティ
スピカ
リティ
スピカ
リティ
スピカ
リティ
スピカ
リティ
スピカ
リティ
リティ
スピカ
リティ
バンッ!!!!
リティ
タッタッタッタッ
フィリミア
フィリミア
ライト
ルカ
カルテ
ライト
カルテ
アイル
イリアン
ルカ
ルカ
アイル
フィリミア
バンッ!!!!
フィリミア
フィリミア
ライト
イリアン
ルカ
アイル
カルテ
扉を開けて、真っ先に目に飛び込んで来た光景は──
スピカ
息も絶え絶えな、見慣れた小柄な人影と
残酷なほど幻想的に──きらりきらりと、大量に舞う星屑だった
今回はここまで……(*‘ω‘ *)
訳わかんぬいとこで止めちゃった気がするぬァ……(´・ω・`)
……まぁまぁまぁ……(´・ω・`)
【次回 ふざけんな】
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝未定
コメント
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続き楽しみ!
殴り飛ばしてぇんだけどメリケンサック誰かない?