TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

消える前に

一覧ページ

「消える前に」のメインビジュアル

消える前に

7 - 知らない貴方を、受け入れる

♥

92

2023年03月28日

シェアするシェアする
報告する

大橋和也

……………

桃乃さん

分かったら、もう関わらないで

桃乃さん

私と貴方は見える世界観が違うから…

大橋和也

手話は?

桃乃さん

…………は?

大橋和也

🤚で)[僕の名前は大橋和也]

桃乃さん

………え、なに。出来るの?

大橋和也

うん。

桃乃さん

は、いやどうして?

大橋和也

それは………

大橋和也

[僕の親は聴覚障害者

大橋和也

………耳が、聴こえないんだ]

過去

ある日突然。世界が変わった

大橋和也

おはよう

………………

いつもは優しい微笑みを浮かべ、

「おはよう」と、言っていた。

大橋和也

母さん?

不思議に思い、肩を叩く。

あら、おはよう☺️

大橋和也

………どうしたの。返事しなくなったの?

え?何が?

大橋和也

さっき「おはよう」って言ったんだよ

あら。本当に?

全然聴こえなかったわ。

大橋和也

そう、

大橋和也

自分の声が小さすぎたのかも

そうね。和也の声聞き取りづらいし

大橋和也

失礼なこと言われた

はいはい。いいからご飯よ

この時はまだ、母の気のせいだろうと

自分の声が小さかったのだろうと、

そう。思った。結構本気で

でも、

明らかに、この考えは違った。

大橋和也

母さん?

……………

大橋和也

母さん?

……………

流石に不思議に思い、肩を叩いた

あら、どうしたの?

大橋和也

それ、手伝うよ

ん?どうしたの?

大橋和也

だから、それ手伝うって

口動かすだけじゃ分からないわよ

大橋和也

…………………

大橋和也

………聴こえる?

ん?だからどうしたの

さっきから変よ

変なのはどっちだろう。

嫌な予感が、頭をよぎる。

紙に字を書き、それを見せる

"病院に行こう"と

……………え?

なんで?

私元気いっぱいよ?

"僕はただ口を動かしているだけじゃ無い"

"ちゃんと声に出してる"

……………え

ちょっと、本当な……

ちょっと和也!?

大橋和也

ついてきて。

戸惑う母を強引に連れ出し、

病院へと、足を運んだ。

医師

[子供さんの予想通り、

医師

親御さんは耳が聞こえない病気にかかっています]

………………嘘…

大橋和也

先生。今のって………

医師

手話です。

医師

あまり私も完璧には出来ませんけど

医師

親御さんとの会話方法はこれぐらいしか………

だから自分は

手話を覚えた。

大橋和也

[だから]

大橋和也

[大体出来る]

桃乃さん

…………そうなんだ。

大橋和也

[これで、会話もできる。]

大橋和也

[心配はことは何一つない]

大橋和也

[これからも、近くにいていい?]

桃乃さん

……………

桃乃さん

分かった。

桃乃さん

改めてよろしくね。

桃乃さん

[おかしな高校生諸君]

大橋和也

[そこだけ手話やめて]

桃乃さん

[使えるものは使わないと]

大橋和也

^ ^

桃乃さん

^ - ^

知らない貴方が増えた。

そうだとしても……

その全てを自分は受け入れる。

貴方と居るために…

この作品はいかがでしたか?

92

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚