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小さく寝息を立たせるBroooock
寝顔はいつもと変わらない
なにも悩みなどないように感じさせる
なに…考えてるんだろ
どんな夢、見てるんだろ
今日のBroooockは明らかに様子がおかしかった
様子がおかしくてもなにもわかってあげられない
大切な仲間で
大切な"相方"であるというのに
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俺らは監視カメラにギリギリ映る範囲である建物の前に来ていた
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黄色の彼はひとつ頷いて建物を見上げる
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風が流れ、葉がぶつかり合う
その音さえも好ましくなかった
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俺は彼の斜め後ろに立ち 背中を追った
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右手を腰に当て佇む黄色
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俺の視界にはただただ自然で満ちていて
不思議な場所に感じた
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俺はふと思ったことを呟く
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きりやんは辿った道を見つめる
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そう言って、俺らはこの場所を後にした
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俺たちは会議室に戻り、先程の出来事を報告した
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指を口元に当て考え込むnakamu
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スマイルはいつもの調子で言葉を返した
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紫色は納得するようにそう言った
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立ち上がり会議室から出ていくスマイル
それを確認してnakamuはこちらに目を合わせる
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真剣な顔をするnakamu
水色の瞳はどこか遠くを見ていて不安そうな様子だった
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少しだけ
nakamuが安心した表情を浮かべた気がした
ガラガラ
高いけれど、どこか暗い
そんなドアの開閉音が医務室に響き渡る
俺は音を立てないようにカーテンを開け、ドアの方向を見る
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なんとなくそうだろうと思っていたが、医務室に入ってきたのは案の定黄色の彼だった
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Broooockがいるベットをカーテン越しに見つめるきりやん
やはり、俺と同じで彼が心配なのだろう
shk
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会話が続かない
沈黙が流れる
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彼はそう言って机に向かって1歩、また1歩と進んでいった
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Broooockが起きたらまず、なんて声をかけよう
そんなことを考えながらBroooockが寝ているのを見守った
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顔を動かし本のタイトルを見ていく
あの場所が載っていそうな本をいくつか取って腕に重ねた
十分だろうと思い本を読むために椅子へと向かう
椅子のもとへつくと大きな音を立てて本を机に置いた
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1冊の本を手にとり粗筋ごとに少しづつ見ていく
1冊目はあまり関係なさそうだった
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先程読んでいた本を本のタワーの横に置き、別の本を手に取った
最初の粗筋は俺の探しているものらしきことが載っていた
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一言一言目を通していく
そこでわかったことがあった
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実際、あの建物については広まらないようにしている
"秘密"そう記されてもおかしくないのだ
sm
あの建物を今まで解体してこなかったのには訳がある
圧倒的人数不足だ
誰にも気づかれないようにやらないといけないことなので出来る人が限られてくる
────幹部の中でも
コメント
9件
えへ……好き…愛してますもはや…(???) そっか幹部5人+総統だからなぁ…結構少ない(( d!とかにすると幹部13人(多すぎて無理(?))
私には300タップなんて無理です… 許してください(((