○○目線 4月になり桜が咲き始めたころでも 夜はこんなに寒かったんだ 何も持たずに家を出た私にはお小遣いは無く、何も持っていない
○○
……さむ……
でも私は家を出なければならなかった あの家に居るのが苦しいから…… 許嫁と結婚する、箱入り娘なんだ 私には恋の1つも出来ない
○○
……どうしよう……
寒くて 路地裏にうずくまっていると だんだん近ずいてくる足音……
??
あの、大丈夫ですか?
ハスキーな、でも甘い声 ……大丈夫じゃない、助けて…… 首を横に振ると彼は困ったようだ 多分世間は彼をイケメンと呼ぶんだろう…… 困らせてごめんなさい…… お腹が小さく鳴った
○○
//////////
??
ふはっ(笑)お腹空いてる?
頷くと彼は
??
…………うち、くる?
考える前に頷いていた
??
でも、一つだけ。…俺から少し離れて歩いて
○○
?……はい
??
はい、どうぞ
○○
お邪魔します
??
あ、名前聞いてもいい?
○○
○○です。
??
呼び捨てでいい……あ、紫耀です。
問いかけに頷いて、紫耀くんと復唱しているとそうそうと笑顔で応えてくれる
紫耀
敬語じゃなくていいからね(笑)
○○
はい。
こんなにいい人がいるんだ それとも私が幸運なだけなのか?
○○
あの、、、
紫耀
ん?
○○
…私…っていつまでここに居ていい?
紫耀
……家出してきたの?
頷くと少し寂しそうな顔をする紫耀くん
紫耀
好きなだけ居ればいいよ
○○
……ほんとに?
紫耀
うん、ほんと。
○○
……~……う~……っ……
紫耀
あ、ちょっ……ふは(笑)も~……よしよし
○○
わ、私、お料理もお掃除もする……
紫耀
え~それは嬉しいなぁ~
○○
ほんと……なんでもする。
紫耀
…こら、そういう事は言っちゃダメだよ。
○○
……え、なんで……?
紫耀
……えっなんでって……あ~…んーん……なんでもない
こうして彼との同居生活が始まろうとしていた
これから、「落ちてた恋 」を始めまーす。よろしくお願いします! (あまり出せないかもしれませんが) ごめんなさい🙏🙇💦 byゆいっち