気づくと、踏切の中だった。
渡辺翔太
渡辺翔太
そう聞いた時、君が突然、俺の手を振りほどいた。
渡辺翔太
宮舘涼太
宮舘涼太
宮舘涼太
渡辺翔太
渡辺翔太
夏になると、思い出すんだ。
俺のこの気持ちが愛だと分からないなら君は呪い殺されてしまえばいいと、
そう、思ってしまったことを。
宮舘涼太
けたたましい音を鳴り響かせながら踏切が下がろうとしたとき、
君は俺を踏切の外に突き飛ばした。
渡辺翔太
宮舘涼太
宮舘涼太
君がそう言った瞬間、目の前を電車が勢いよく通り過ぎて行った。
渡辺翔太
電車が居なくなったその線路を見ても、あるのは赤い水溜まりだけ。
君はどこへ行ってしまったの?
待って、俺も連れて行ってよ。
待って、ねぇ。行かないで。
やっとここまで来たのに。手に入れたのに。
俺を置いて行かないでよ…!
渡辺翔太
渡辺翔太
待って。待ってってば。
なぁ、君は俺の友達なんだろ?
さっきみたいにまた俺の手を掴めよ。
君の居ない世界に、俺の居場所なんてないんだよ。
俺も連れてけよ。そっちの世界で、愛し合おうよ。
独りで、行くなよ…
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どういう考え方をしたら、これほど天才になれるんだ…
ガチで神……