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#ブルーロック
そ 。
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コメント
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読み終わりました。プロローグとしてすごく静かで、でも確かに惹きつけられる始まり方ですね。語り手が「なぜか気になる」と繰り返すことで、本人も説明できない引力みたいなものが伝わってきます。黒縁メガネの彼の孤高の佇まい——笑っているところも、誰かと連んでいるところも見たことがない——という描写が、その寂しげな雰囲気をくっきり浮かび上がらせていて、読んでいるこちらも「この二人、どうなるんだろう」と自然に次が気になりました。これからの「特別な春」が楽しみです。
冷えた大地に温かい吐息を吹きかけるような微風吹く日、白い部屋を抜け出して、大池公園のベンチに腰を掛けた。陽の光を眩しく反射し、万華鏡のように姿形を変える水面を眺められるこの場所が好きだ。隣には二冊の日記。若かれし頃の思い出が綴られた、古びた日記。 冬の寒さが和らぎ春の香りが顔を出す頃、何度も手に取ろうとしたこの日記には高校時代の日々が書き納められている。長いようで一瞬のように駆け抜けていった甘苦い青春の日々。長らく向き合えずに背を向けていたが、今ようやく振り返ろうとしている。 当時の俺には、高校一年の頃から"なんとなく気になる人"がいた。それは、隣のクラスの黒縁メガネの男の子。目元まで伸ばしたサラサラな髪の毛は、まるで意図的に顔を隠すかのように流れていた。授業の合間にある小休憩に覗くと、いつも席に座って黙々と本を読んでいた。かなり近寄り難い雰囲気の人。 俺は、何度も彼を見かけた。廊下で。階段で。体育館で。校門で。どんな時も彼は一人だった。笑っているところも、誰かと連んでいるところも見たことがない。クールな人にも見えたがどこか寂しげで、孤独を背負っているように感じた俺は、なぜか気になって仕方がなかった。 彼を見かけると、なぜか目で追ってしまう。廊下ですれ違えば振り返る。教室の窓から姿が見えれば目が止まる。たまたま街で見かけた日は、家に帰ってからも彼のことを思い出した。自分でも変だと思う。 そんな気になる彼と、忘れられない春を過ごすことになるなど当時の俺は想像すらしていなかった。